ASPとSaaSの違いを3つに濃縮し、現場的な考察を加えてみた。

saaslife_ASPとSaaS、一体何が違うのか? SaaSの基礎知識
saaslife_ASPとSaaS、一体何が違うのか?

ASPとSaaSは、ともに月額課金でソフトウェアを提供している。このため、実態は同じものであり、ただ単に最近流行ってるのでかっこいい風な名称で「SaaSと読んでるだけちゃうんか?」という疑問が湧く。

アメリカのサイトsaasaddictによれば、以下の違いがあるらしい。なお、以下は管理人SLの意訳である。

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(1)ASPはISVの作ったソフトウェアを売る。SaaSは自分たちで作ったソフトウェアを売る。

ISVはIndependent Software Vendorの略。何に対してIndependentかというと、ハードウェアメーカに対して、とのこと。

(2)ASPはシングルテナント。SaaSはマルチテナント。

つまり、ひとつの会社に対してひとつの環境を用意するか、複数の会社が相乗りできる形で環境があるかないかの違いのようだ。

(3)事業スケーラビリティはSaaSの方が高い。

プログラムの大部分を共通化できるマルチテナントであるがゆえに、顧客のフィードバックをプロダクト開発にすばやく反映することができるメリットがある。

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共通して、実装やシステムに近いところが特徴としてあげられていた。SaaSスタートアップの現場的には、改めて考えてみるとなるほど確かになと感じるし、もう少し組織に寄った観点で言うと、

  • SaaSでは、カスタマーサクセスが組織として担保されているが、ASPは担保されていない(カスタマーサポートはいるが)

ということなのではないか、と思っている。

これは、上のシングルorマルチテナントかというところも大きく効いていると思うんだけど、結局ソフトウェアをアップデートできないのなら、顧客と伴走するカスタマーサクセスの職責を果たせなくなってしまうためだ。

SaaSスタートアップの現場からは、以上です。

ちなみにSaaS関連の考え方全般については、元SalesforceでMarketoの福田さんが書いた「ザ・モデル」が詳しいです。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)また、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は青いバナーをクリックして見てみてください!

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