- エッジテクノロジーはAIアルゴリズム事業としてAIソリューション、AIソリューションサービスから生まれたAI教育サービスのAIジョブカレ、AI営業ソリューションのジーンの3サービスを提供
- 2014年5月 AIアルゴリズム事業を目的としたエッジコンサルティング(株)を設立。2020年1月 エッジテクノロジー(株)に社名変更後、2022年2月東証マザーズへ上場。
- エッジテクノロジーの売上高は2021年4月期末で14.7億円。直近YoY成長率は-7.1%
- 2021年4月期末の推定ストック売上高比率は77.6%(公開されているリカーリング売上高の全売上高に占める比率)
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
エッジテクノロジーはAIアルゴリズム事業としてAIソリューション、AIソリューションサービスから生まれたAI教育サービスのAIジョブカレ、AI営業ソリューションのジーンの3サービスを提供
初めにエッジテクノロジーの事業についてご紹介します。2022/2/17発表 事業計画及び成長可能性に関する説明資料p.12によれば、エッジテクノロジーは、AIアルゴリズム事業として
・AIソリューション
・AIソリューションサービスから生まれたAI教育サービスのAIジョブカレ
・AIソリューションサービスから生まれたAI営業ソリューションのジーン
の3サービスを提供しています。中でもリカーリングの性質を持っているのはAIソリューションとのことで、こちらについては後述します。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4268/tdnet/2087584/00.pdf2014年5月 AIアルゴリズム事業を目的としたエッジコンサルティング(株)を設立。2020年1月 エッジテクノロジー(株)に社名変更後、2022年2月東証マザーズへ上場。
続いて2022/1/14発表 第7期有価証券報告書よりエッジテクノロジーの沿革についてご紹介します。エッジテクノロジーの沿革によれば、エッジテクノロジーは
・2014年5月 AIアルゴリズム事業を目的としたエッジコンサルティング(株)を設立
・2017年6月 AI教育講座「AIジョブカレ」の提供を開始
・2017年8月 新規開拓営業をスピードアップするAI営業支援システム「ジーン」の提供を開始
・2020年1月 エッジテクノロジー(株)に社名変更
・2022年2月東証マザーズへ上場
とのことです。
エッジテクノロジーの売上高は2021年4月期末で14.7億円。直近YoY成長率は-7.1%
では続いてエッジテクノロジーの売上高から見てみましょう。
2017年4月期末から2021年4月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は-7.1%〜+39.7%の水準で推移しています。
2021年4月期末の推定ストック売上高比率は77.6%(公開されているリカーリング売上高の全売上高に占める比率)
続いて、エッジテクノロジーの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/1/14発表 第7期有価証券報告書によればエッジテクノロジーはそのストックサービスの売上高比率をリカーリング売上高の比率として公開しています。こちらの情報によれば、2021年4月期末のストック売上高比率は77.6%です。
さて、次回はエッジテクノロジーの各種KPIを分析していきます。エッジテクノロジーはAIを使ったサービスを提供しており、過去取り上げてきたサービスとの違いとしてのその個社単価や契約数がどのような分布になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。