エイピアーのFY22第2四半期末売上高は44.0億円
はじめにエイピアーの最新四半期末(2022年第2四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーの2022年第2四半期末の売上高は44.0億円であり、
- 計算の単月売上は 14.7億円/月
- 直近YonY成長率は +57.1%
- 直近QonQ成長率は +4.8%
となっています。
エイピアーのFY22第2四半期末公開ストック売上高比率は89.8%
続いて、エイピアーの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料にて公開されている前四半期のARR/3をストック売上高とみなすと、エイピアーのFY22第2四半期末のストック売上高比率は89.8%です。
計算のFY22第2四半期末MRRは13.8億円
続いてエイピアーの最新四半期末(2022年第2四半期末)のMRRを見てみましょう。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーの公開ARRを12で割り算した計算によるFY22第2四半期末MRRは13.8億円であり、
- 計算の新規MRRは+2,222万円/月
- 直近YonY成長率は+53.7%
- 直近QonQ成長率は+5.1%
となっています。
エイピアーのFY22第2四半期末のARPAは345万円
続いてエイピアーの最新四半期末(2022年第2四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーの2022年第2四半期末の平均顧客単価は345万円であり、
- 直近YonY成長率は+16.2%
- 直近QonQ成長率は-2.8%
となっています。
エイピアーのFY22第2四半期末の契約社数は1,228社
続いてエイピアーの最新四半期末(2022年第2四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーの2022年第2四半期末の契約社数は1,228社であり、
- 計算の単月契約社数は +23社
- 直近YonY成長率は+30.2%
- 直近QonQ成長率は+6.0%
となっています。
以降はこれまでに紹介してきた単価、社数など各種KPIに関連した参考情報を数点ご紹介します。
エイピアーは2022年の通期業績予想を売上高YoY+41%から+46%に上方修正
同社の資料によれば、第二四半期の好調を受けて、エイピアーは
- 2022年の通期業績予想を売上高YoY+41%から+46%に上方修正
するとのことです。
事業成長を支える3つの強固な顧客基盤
続いて、エイピアーの下半期の事業成長を支える根拠を紹介している図を紹介します。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーは
- リターン重視のソリューションにより景気後退への耐性が高い
- エンタープライズ(同社の定義によれば、年間売上100億円以上の会社)が売上高の90%を占める
- プロダクトのシナジーによるアップセルとクロスセルの発生
とのことです。
地域・顧客業種の拡大によるTAMの拡大
続いて、エイピアーの拡大するTAMについて紹介している図を紹介します。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーは
- 米国とEMEA(Europe:ヨーロッパ、Middle East:中東、Africa:アフリカ)における進出地域の拡大
- アジアにおけるEC業界へのさらなるポジション獲得と異業種進出による顧客業種の拡大
により、そのTAMも拡大しているとのことです。
FY22第2四半期末の従業員数は599人
最後にエイピアーの従業員数推移を見てみましょう。2022/5/9発表 2022年12月期第1四半期 決算説明資料によれば、エイピアーのFY22第2四半期末の従業員数は599人であり、
- 計算の単月従業員は +5人/月
- 直近YonY成長率は +14.5%
- 直近QonQ成長率は +2.4%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。