サブスクリプションビジネスの「契約」「従量」「取引」の3要素を通じて新しいサービスビジネスを実現! ビープラッツのKGI/KPI推移を調べてみた(2/2)

saaslife_サブスクリプションビジネスの「契約」「従量」「取引」の3要素を通じて新しいサービスビジネスを実現! ビープラッツのKGI/KPI推移を調べてみた(2/2) 国内SaaS
saaslife_サブスクリプションビジネスの「契約」「従量」「取引」の3要素を通じて新しいサービスビジネスを実現! ビープラッツのKGI/KPI推移を調べてみた(2/2)

開示KPI:ビープラッツの直近期末時点ストック比率は約7割

saaslife_開示KPI:ビープラッツの期末時点推定ストック売上比率

ではまずはじめにビープラッツの期末時点ストック(月額課金)売上比率を見てみましょう。なお、ビープラッツのストック比率は、ストック収入による売上高/売上高(ストック収入による売上高とスポット収入による売上高の和)で算出しています。ビープラッツのストック収入比率は2017年の3月末時点では41%だったので、これが一気に2019年から2020年にかけて、70%を超える水準にまで増加しています。こちらは、前回の記事でも述べましたが、2019年3月期末から2020年3月期末にかけて、スポット収入の売上高を意図的に減らしたことが影響しているようです。

saaslife_参考:ビープラッツのストック比率改善戦略

推定KPI:ビープラッツの期末時点推定MRRは2020年3月期末時点で0.32億円

saaslife_推定KPI:ビープラッツの期末時点MRR推移

次に、ビープラッツの推定MRRについて述べます。なお、こちらは

  • ストック収入売上高 / 12(ヶ月)

により算出しています。安定した伸びを見せており、2020年3月時点ではMRR3,000万円を突破しているようです。現状のペース維持で次次回の決算ではMRR4,000万円を突破しそうですね。

ビープラッツの導入社数は2020年3月期末で113社で直近の成長率は136%

saaslife_開示KPI:ビープラッツの期末時点導入社数

こちらは、ビープラッツの無償版を含むサービス別期末時点導入社数です。社数ベースで言うと、2016年から2017年にかけてはほぼ横ばいだった社数が、直近は順調に伸びており、最近でも136%の昨対成長率を見せています。

推定KPI:直近のストック収入平均単価は28.4万円で、YoYの伸び率は88%

saaslife_推定KPI:直近のストック収入平均単価は28.4万円

続いて、ビープラッツのARPAについて述べます。なお、このARPAは推計のMRRを導入社数で割ったものです。グラフより、ARPAは下がり続けていることがわかります。こちらは、推測にはなりますが、スポット比率を下げるに当たって、初期の導入に苦労がかかる大企業の比率を下げているのではないか、と私は考えます(一般的に、超大企業にSaaSを導入する際は、大企業固有のカスタマイズ要望が入るため、ARPAが上がるトレードオフとセットで、初期費用を増やすことができます)。

ビープラッツの従業員数は58人、最新のYoY伸び率は123%

saaslife_参考:ビープラッツの従業員数推移

最後に、ビープラッツの従業員数について述べます。2020年3月期で従業員数は58名。直近1年では約1.3倍増加をしています。ざっくり1/3を営業部門が占め、ついで開発、そのほかの部門という形のようですね。

最後に

企業がサブスクリプションビジネスを導入する際に必要な各種の管理機能/マイページや契約情報。これらをまとめて管理できるSaaSを提供するビープラッツ ですが、今後さらに消費者の「所有から利用へ」と変わっていく中、国内でもサブスクリプションにチャレンジしていく企業が増えていくであろう中で、どこまで高いストック比率を保ちながら、次回の通期決算にどこまでストック比率が上がるのか、非常に楽しみですね。SaaSって、本当にいいものですね!最後まで読んでいただきありがとうございました。

ちなみにSaaS関連の考え方全般については、元SalesforceでMarketoの福田さんが書いた「ザ・モデル」が詳しいです。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)また、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は青いバナーをクリックして見てみてください!

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