スパイダープラスのFY22第3四半期末売上高は6.4億円
はじめにスパイダープラスの最新四半期末(2022年第3四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第3四半期末の売上高は6.4億円であり、
- 計算の単月売上は 2.1億円/月
- 直近YonY成長率は +26.9%
- 直近QonQ成長率は +6.0%
となっています。
スパイダープラスのFY22第3四半期末推定ストック売上高比率は94.7%
続いて、スパイダープラスの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスはそのストック売上高を公開しておりません。そこで、公開されている直前四半期のARR/4をストック売上高とみなした売上高の全売上高に占める比率をストック売上高比率と仮定して計算を行うと、FY22第3四半期末のストック売上高比率は94.7%です。
参考に、スパイダープラスの四半期末時点売上高の実数推移をご紹介します。こちらから、ストック収益が堅調に伸び続けていることがわかります。
公開KPI:スパイダープラスの四半期末時点ARR推移
続いてヤプリの最新四半期末(2022年第3四半期末)のARRを見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明会資料にて公開されているARRによればヤプリのFY22第4四半期末ARRは25.7億円であり、
- 計算の新規ARRは+5,500万円/月
- 直近YonY成長率は+27.7%
- 直近QonQ成長率は+6.8%
となっています。
計算のFY22第3四半期末MRRは2.1億円
続いてスパイダープラスの最新四半期末(2022年第3四半期末)の計算MRRを見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスのARRを12で割り算した計算によるFY22第3四半期末MRRは2.1億円であり、
- 計算の新規MRRは+458万円/月
- 直近YonY成長率は+27.7%
- 直近QonQ成長率は+6.8%
となっています。
スパイダープラスのFY22第3四半期末のARPAは14.8万円
続いてスパイダープラスの最新四半期末(2022年第3四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第3四半期末の平均顧客単価は14.8万円であり、
- 直近YonY成長率は-1.3%
- 直近QonQ成長率は-2.0%
となっています。
スパイダープラスのFY22第3四半期末の契約社数は1,446社
続いてスパイダープラスの最新四半期末(2022年第3四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第3四半期末の契約社数は1,446社であり、
- 計算の単月契約社数は +38.7/月
- 直近YonY成長率は+29.8%
- 直近QonQ成長率は+8.7%
となっています。
以降はこれまでに紹介してきた単価、社数など各種KPIに関連した参考情報を数点ご紹介します。
参考:ビジネスハイライトは契約企業数の伸び
こちらは同社の第3四半期のハイライトスライドです。これまで紹介した数値に加えて、
- 契約企業数
が高い水準で推移していること、解約率が以前低い水準の0.4%を維持していることが紹介されています。
FY22第3四半期末の従業員数は232人
最後にスパイダープラスの最新四半期末(2022年第3四半期末)の従業員数推移を見てみましょう。2022/11/10発表 2022年12月期 第3四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第3四半期末の従業員数は232人であり、
- 計算の単月従業員数は+5.7人/月
- 直近YonY成長率は+34.1%
- 直近QonQ成長率は+7.9%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。