スマレジのFY23第1四半期末売上高は13.6億円
はじめにスマレジの最新四半期末(2022年第1四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第1四半期末の売上高は12.1億円であり、
- 計算の単月売上は 4.0億円/月
- 直近YonY成長率は +31.4%
- 直近QonQ成長率は -11.2%
となっています。QonQでの売上高減少は機器販売等の売上高た季節性のものであり、減少したとのことです。
スマレジのFY23第1四半期末公開ストック売上高比率は57.9%
続いて、スマレジの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料にて公開されているスマレジのクラウドサービスこちらによればFY23第1四半期末のストック売上高比率は57.9%です。
計算のFY23第1四半期末MRRは2.6億円
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第1四半期末)のMRRを見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料によれば、スマレジの公開ARRを12で割り算した計算によるFY23第1四半期末MRRは2.6億円であり、
- 計算の新規MRRは+553万円/月
- 直近YonY成長率は+43.9%
- 直近QonQ成長率は+6.8%
となっています。
スマレジのFY23第1四半期末のARPAは1.8万円
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第1四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第1四半期末の平均顧客単価は1.8万円であり、
- 直近YonY成長率は+1.0%
- 直近QonQ成長率は+0.1%
となっています。ただしこれらの数字は資料内のグラフから定規を使って読み取った数字であることにご注意ください。
スマレジのFY23第1四半期末の契約社数は計算で10,879社
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第1四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第1四半期末の契約社数は10,879社であり、
- 計算の単月契約社数は +118社
- 直近YonY成長率は+20.4%
- 直近QonQ成長率は+3.4%
となっています。ただし、これは
- 有料店舗数:数字での公開あり
- ARPA:グラフから定規で読み取り
- ARPU:グラフから定規で読み取り
しており、ARPA/ARPUで社数あたりの店舗数を算出し、有料店舗数を割り算することで契約社数を算出していることにご注意ください。
参考:業績ハイライトはロイヤルゲートの順調な事業成長とARRYonY+43.9%の再加速
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第1四半期末)の業績ハイライトを見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第1四半期末の業績ハイライトは
- 子会社化したロイヤルゲート(マルチ決済端末のPAYGATEを提供)の売上高が順調に成長
- ARRがYonY+43.9%と再加速
しているとのことです。
FY23第1四半期末の従業員数は214人
最後にスマレジの従業員数推移を見てみましょう。2022/9/12発表 2023年4月期 第1四半期決算説明資料によれば、スマレジのFY23第1四半期末の従業員数は214人であり、
- 直近YonY成長率は +1.9%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。