スマレジのFY22第四四半期末売上高は13.6億円
はじめにスマレジの最新四半期末(2022年第四四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第四四半期末の売上高は13.6億円であり、
- 計算の単月売上は 4.5億円/月
- 直近YonY成長率は +35.3%
- 直近QonQ成長率は +36.6%
となっています。
スマレジのFY22第四四半期末公開ストック売上高比率は52.5%
続いて、スマレジの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料にて公開されているスマレジのクラウドサービスこちらによればFY22第四四半期末のストック売上高比率は52.5%です。
計算のFY22第四四半期末MRRは2.4億円
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第四四半期末)のMRRを見てみましょう。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、スマレジの公開ARRを12で割り算した計算によるFY22第四四半期末MRRは2.4億円であり、
- 計算の新規MRRは+1,247万円/月
- 直近YonY成長率は+40.6%
- 直近QonQ成長率は+18.2%
となっています。
スマレジのFY22第四四半期末のARPAは1.6万円
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第四四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第四四半期末の平均顧客単価は1.6万円であり、
- 直近YonY成長率は+4.9%
- 直近QonQ成長率は+1.6%
となっています。ただしこれらの数字は資料内のグラフから定規を使って読み取った数字であることにご注意ください。
スマレジのFY22第四四半期末の契約社数は計算で9,474社
続いてスマレジの最新四半期末(2022年第四四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、スマレジの2022年第四四半期末の契約社数は9,474社であり、
- 計算の単月契約社数は +173社
- 直近YonY成長率は+34.2%
- 直近QonQ成長率は+5.8%
となっています。ただし、これは
- 有料店舗数:数字での公開あり
- ARPA:グラフから定規で読み取り
- ARPU:グラフから定規で読み取り
しており、ARPA/ARPUで社数あたりの店舗数を算出し、有料店舗数を割り算することで契約社数を算出していることにご注意ください。
以降はこれまでに紹介してきた単価、社数など各種KPIに関連した参考情報を数点ご紹介します。
スマレジはPOSデータを店舗経営に活用できる仕組みを持つクラウド型POSレジ
はじめにスマレジについて紹介します。スマレジは日々の売上や販売した商品の管理だけに止まらず
- 売上分析
- 顧客管理
などの機能を提供することで、POSデータを店舗経営に活用することができる仕組みを持つクラウド型POSレジです。
国内市場は小売・飲食店の中規模顧客でスマレジは強みを発揮
続いて、スマレジのターゲットとしている企業属性を紹介している図を紹介します。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、
- スマレジは国内市場は小売・飲食店の中規模顧客で強みを発揮
しており、従来型POSとキャッシュレジスターの中間に位置しているとのことです。
スマレジのターゲットは77万店舗。目標シェアはその38%
続いて、スマレジのTAMを紹介している図を紹介します。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、
- スマレジのターゲットは77万店舗
- 目標シェアはその38%
- 現在のシェアは3.9%
とのことです。
FY22第四四半期末の従業員数は210人
最後にスマレジの従業員数推移を見てみましょう。2022/6/13発表 第17期通期決算説明資料によれば、スマレジのFY22第四四半期末の従業員数は210人であり、
- 直近YonY成長率は +69.4%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。