- ラクスのFY22第四四半期末売上高は57.9億円
- ラクスのFY22第四四半期末推定ストック売上高比率は74.3%
- 推定のFY22第四四半期末MRRは14.2億円
- 楽楽精算のFY22第四四半期末のARPAは8.5万円
- 楽楽明細のFY22第四四半期末のARPAは6.5万円
- 楽楽精算のFY22第四四半期末の契約社数は10,065社
- 楽楽明細のFY22第四四半期末の契約社数は3,877社
- 楽楽精算は経費精算・楽楽明細は企業の請求業務を支援するサービス
- 楽楽精算のTAMは1,310億円、シェア70%獲得で917億円
- 楽楽明細のTAMは1兆3,746億円、シェア30%獲得で4,124億円
- FY21第四四半期末の従業員数は954人
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
ラクスのFY22第四四半期末売上高は57.9億円
はじめにラクスの最新四半期末(2022年第四四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、ラクスの2022年第四四半期末の売上高は57.9億円であり、
- 計算の単月売上は 19.3億円/月
- 直近YonY成長率は +33.4%
- 直近QonQ成長率は +7.9%
となっています。
ラクスのFY22第四四半期末推定ストック売上高比率は74.3%
続いて、ラクスの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、ラクスはそのストック売上高推移を公開しておりません。そこで、公開されているラクスのストック売上高の全売上高に占める比率をストック売上高比率と仮定して計算を行うと、FY22第四四半期末のストック売上高比率は74.3%です。
推定のFY22第四四半期末MRRは14.2億円
続いてラクスの最新四半期末(2022年第四四半期末)のMRRを見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、ラクスのストック売上高ARRとみなし、12で割り算した計算によるFY22第四四半期末MRRは14.2億円であり、
- 計算の新規MRRは+3,867万円/月
- 直近YonY成長率は+35.4%
- 直近QonQ成長率は+8.8%
となっています。
楽楽精算のFY22第四四半期末のARPAは8.5万円
続いて楽楽精算の最新四半期末(2022年第四四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、楽楽精算の2022年第四四半期末の平均顧客単価は8.5万円です。
楽楽明細のFY22第四四半期末のARPAは6.5万円
続いて楽楽明細の最新四半期末(2022年第四四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、楽楽明細の2022年第四四半期末の平均顧客単価は6.5万円です。
楽楽精算のFY22第四四半期末の契約社数は10,065社
続いて楽楽精算の最新四半期末(2022年第四四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、楽楽精算の2022年第四四半期末の契約社数は10,065社となっています。
楽楽明細のFY22第四四半期末の契約社数は3,877社
続いて楽楽明細の最新四半期末(2022年第四四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、楽楽明細の2022年第四四半期末の契約社数は3,877社となっています。
以降はこれまでに紹介してきた単価、社数など各種KPIに関連した参考情報を数点ご紹介します。
楽楽精算は経費精算・楽楽明細は企業の請求業務を支援するサービス
はじめに楽楽精算について紹介します。楽楽精算は、企業において従来紙で行われることの多かった経費精算業務に対して、その
- 申請から仕分けまでの一連の流れ
をデータ化することにより、
- 書類管理に必要な時間の短縮
- 申請などの規定違反などのミスをシステム上で防止
することで、経理担当の確認に費やす業務を削減することができます。
続いて楽楽明細について紹介します。楽楽明細は企業において請求書発行業務に対して、その
- 作成・印刷・封入・発送
を楽楽明細上で実現することで、請求担当の確認に費やす業務を削減することができます。
楽楽精算のTAMは1,310億円、シェア70%獲得で917億円
続いて、ラクスのTAMを紹介している図を紹介します。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、同社のTAMは1,310億円となっており、
- シェア70%獲得で917億円
とのことです。
楽楽明細のTAMは1兆3,746億円、シェア30%獲得で4,124億円
続いて、ラクスのTAMを紹介している図を紹介します。2022/5/13発表 2022年3月期決算説明資料によれば、同社のTAMは1兆3,746億円となっており、
- シェア30%獲得で4,124億円
とのことです。
FY21第四四半期末の従業員数は954人
最後にラクスの従業員数推移を見てみましょう。2022/6/27発表 2022年3月期有価証券報告書によれば、ラクスのFY22第四四半期末の従業員数は1,720人であり、
- 直近YonY(2021年から2022年の間)成長率は+39.8%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。