- マネーフォワードのFY22第一四半期末売上高は47.6億円
- マネーフォワードのFY22第一四半期末推定ストック売上高比率は59.0%
- 計算のFY22第一四半期末MRRは10.8億円
- マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド関連法人サービスARPAは9.3万円
- マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド個人事業主ARPAは1.2万円
- マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド関連法人サービス契約社数は9.3万
- マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド個人事業主契約社数は10.8万社
- マネーフォワードの主要領域のビジネスドメインはバックオフィスを統合するSaaSを提供
- マネーフォワード社の考えるTAMは2012年の0.8兆円から2021年の4.3兆円に拡大
- FY21第四四半期末の従業員数は1,259人
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
マネーフォワードのFY22第一四半期末売上高は47.6億円
はじめにマネーフォワードの最新四半期末(2022年第一四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードの2022年第一四半期末の売上高は47.6億円であり、
- 計算の単月売上は 15.9億円/月
- 直近YonY成長率は +37.2%
- 直近QonQ成長率は +9.6%
となっています。
マネーフォワードのFY22第一四半期末推定ストック売上高比率は59.0%
続いて、マネーフォワードの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードはそのストック売上高推移を公開しておりません。そこで、公開されている直前四半期のARR/4をストック売上高とみなした売上高の全売上高に占める比率をストック売上高比率と仮定して計算を行うと、FY22第一四半期末のストック売上高比率は59.0%です。
計算のFY22第一四半期末MRRは10.8億円
続いてマネーフォワードの最新四半期末(2022年第一四半期末)の計算MRRを見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードのARRを12で割り算した計算によるFY22第一四半期末MRRは10.8億円であり、
- 計算の新規MRRは+4,658万円/月
- 直近YonY成長率は+39.9%
- 直近QonQ成長率は+14.9%
となっています。
マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド関連法人サービスARPAは9.3万円
続いてマネーフォワードの最新四半期末(2022年第一四半期末)のMFクラウド関連法人サービス平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードの2022年第一四半期末のMFクラウド関連法人サービス平均顧客単価は9.3万円であり、
- 直近YonY成長率は+15.4%
- 直近QonQ成長率は+11.0%
となっています。
マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド個人事業主ARPAは1.2万円
続いてマネーフォワードの最新四半期末(2022年第一四半期末)のMFクラウド個人事業主平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードの2022年第一四半期末のMFクラウド個人事業主平均顧客単価は1.2万円であり、
- 直近YonY成長率は+0.6%
- 直近QonQ成長率は+1.7%
となっています。
マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド関連法人サービス契約社数は9.3万
続いてマネーフォワードの最新四半期末(2022年第一四半期末)のMFクラウド関連法人サービス契約社数を見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードの2022年第一四半期末のMFクラウド関連法人サービス契約社数は9.3万社であり、
- 計算の単月契約社数は+1,752社/月
- 直近YonY成長率は+27.1%
- 直近QonQ成長率は+5.9%
となっています。
マネーフォワードのFY22第一四半期末のMFクラウド個人事業主契約社数は10.8万社
続いてマネーフォワードの最新四半期末(2022年第一四半期末)のMFクラウド個人事業主契約社数を見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードの2022年第一四半期末のMFクラウド個人事業主契約社数は10.8万社であり、
- 計算の単月契約社数は+4,370社/月
- 直近YonY成長率は+34.1%
- 直近QonQ成長率は+13.8%
となっています。
以降はこれまでに紹介してきた単価、社数など各種KPIに関連した参考情報を数点ご紹介します。
マネーフォワードの主要領域のビジネスドメインはバックオフィスを統合するSaaSを提供
マネーフォワードのビジネスドメインで提供しているSaaSプロダクトはバックオフィスの4領域、具体的には
- 経理財務
- 人事労務
- 法務
- 情報システム
に渡るプロダクトを提供しています。
マネーフォワード社の考えるTAMは2012年の0.8兆円から2021年の4.3兆円に拡大
続いて、マネーフォワードのTAMを紹介している図を紹介します。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、同社のTAMは
- 2012年時点:0.8兆円(家計簿・資産管理)
- 2021年時点:4.3兆円(家計簿・資産管理+バックオフィス向けSaaS+Fintech推進・DX支援+ファイナンスサービス+SaaSマーケティング支援)
とのことです。
FY21第四四半期末の従業員数は1,259人
最後にマネーフォワードの従業員数推移を見てみましょう。2022/4/13発表 2022年11月期 第1四半期 決算説明資料によれば、マネーフォワードのFY21第四四半期末の従業員数は1,259人であり、
- 直近YonY(2020年から2021年の間)成長率は+45.5%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。