モイはライブ配信ができるプラットフォーム「ツイキャス」を運営
初めにモイの事業についてご紹介します。2022/4/28発表 事業計画及び成長可能性に関する事項p.10によれば、モイは、
・ライブ配信ができるプラットフォーム「ツイキャス」
を運営しています。ライブ配信を行う配信者はツイキャスを使うことで自身の配信を有料で配信することもできます。
2012年2月サイドフィード(株)からの会社分割にてモイ(株)を設立。その3年後の2015年4月 CtoCチケット販売サービス「キャスマーケット」をリリースし、以降配信者がマネタイズを行うことができる機能を続けてリリースし、2020年11月に月額課金が可能な「メンバーシップ機能」をリリース。2022年4月東証グロースへ上場。
続いて2022/3/24発表 第9期有価証券報告書よりモイの沿革についてご紹介します。モイの沿革によれば、モイは
・2012年2月サイドフィード(株)からの会社分割にてモイ(株)を設立
・2015年4月 CtoCチケット販売サービス「キャスマーケット」をリリース
・2018年6月 ユーザーが「ツイキャス」を通じて収益化できる「ツイキャス・マネタイズ」機能をキャスマーケット上でリリース
・2020年3月 ユーザーが自身の配信を有料配信できる「プレミア機能」をリリース
・2020年11月 配信者を月額支援できる「メンバーシップ機能」をリリース
・2022年4月東証グロースへ上場
とのことです。元々、サイドフィード(株)で2010年にはツイキャスはリリースされていたんですね。
なお、参考までにこちらは2022/4/28発表 事業計画及び成長可能性に関する事項p.7より抜粋してきたツイキャスの累計登録ユーザー数の推移です。リリースから11年かけて、累計の登録ユーザーは3,000万人を突破しています。
モイの売上高は2021年1月期末で54.8億円。直近YoY成長率は +132.3%
では続いてモイの売上高から見てみましょう。
2017年1月期末から2021年1月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+37.7%〜+132.3%の水準で推移しています。売上の成長率が加速しているところが特徴ですね。
2021年1月期末の計算ストック売上高比率は最大で0.06%
続いて、モイの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/3/24発表 第9期有価証券報告書によればモイはそのストック売上高を公開していない一方、そのメンバーシップ(月額配信)手数料売上高を公開しています。この全売上高に占める2021年1月期末の比率は0.06%です。
さて、次回はモイの各種KPIを分析していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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