- エフ・コードはコンサルタントによる人的支援により、事業課題と紐づいたデジタルマーケティングの戦略立案・支援サービスを提供。合わせてSaaS型マーケティングツールを提供
- 2006年3月WEBコンサルティング事業を提供する会社として(株)エフ・コードを設立し、7年後の2013年2月にエントリーフォーム最適化ツール(f-traEFO)を提供開始。その3年後の2016年5月にweb接客ツール(f-traCTA)を、同年12月ブラウザプッシュツール(f-traPush)を提供開始。2018年7月にCODE MarketingCloudの提供を開始し、2021年12月に東証マザーズ上場予定。
- 売上高は2021年12月期末で5.3億円。直近YoY成長率は+16.8%
- 2020年12月期末のストック売上高比率は推定で80%程度(第16期第3四半期末において、顧客企業のうち一定期間以上継続的に当社サービスを利用する割合が全売上の80%を超える水準にあることより)
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
エフ・コードはコンサルタントによる人的支援により、事業課題と紐づいたデジタルマーケティングの戦略立案・支援サービスを提供。合わせてSaaS型マーケティングツールを提供
さて、初めにエフ・コードの事業についてご紹介します。2021/12/1時点の同社ホームページ、2021/11/19発表 第15期有価証券報告書によれば、エフ・コードは、
・コンサルタントによる人的支援により、事業課題と紐づいたデジタルマーケティングの戦略立案・支援サービス
・SaaS型マーケティングツール
を提供しています。
2006年3月WEBコンサルティング事業を提供する会社として(株)エフ・コードを設立し、7年後の2013年2月にエントリーフォーム最適化ツール(f-traEFO)を提供開始。その3年後の2016年5月にweb接客ツール(f-traCTA)を、同年12月ブラウザプッシュツール(f-traPush)を提供開始。2018年7月にCODE MarketingCloudの提供を開始し、2021年12月に東証マザーズ上場予定。
続いて2021/11/19発表 第15期有価証券報告書よりエフ・コードの沿革についてご紹介します。エフ・コードの沿革によれば、エフ・コードは
・2006年3月WEBコンサルティング事業を提供する会社として(株)エフ・コードを設立
・2013年2月エントリーフォーム最適化ツール(f-traEFO)を提供開始
・2016年5月web接客ツール(f-traCTA)を提供開始
・2016年12月ブラウザプッシュツール(f-traPush)を提供開始
・2018年7月CODE MarketingCloudを提供開始
・2021年12月東証マザーズへ上場予定
とのことです。WEBコンサルティングを行いながら、並行してCX(顧客体験)を企業が高めていくための各種施策を行うことができるツールも提供して行ったことが沿革よりわかります。
売上高は2021年12月期末で5.3億円。直近YoY成長率は+16.8%
では続いてエフ・コードの売上高から見てみましょう。
2016年12月期末から2020年12月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は8.88%〜+32.0%の水準で推移しています。一度下がっていた成長率が2017年12月期末から2020年12月期末にかけて再度増えていますね。
2020年12月期末のストック売上高比率は推定で80%程度(第16期第3四半期末において、顧客企業のうち一定期間以上継続的に当社サービスを利用する割合が全売上の80%を超える水準にあることより)
続いて、エフ・コードの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/11/19発表の第15期有価証券報告書によれば、エフ・コードは第16期第3四半期末において、顧客企業のうち一定期間以上継続的に当社サービスを利用する割合が全売上の80%を超える水準にあるとのことです。そこで、2020年12月期末のストック売上高比率は推定で80%程度としています。
さて、次回はエフ・コードの各種KPIになっているのか分析していきます。エフ・コードはWEBコンサルティングから始まり、CX関連のツールを提供している、ということでそのプロダクトは顧客の業務を熟知した内容であると思われます。このため深掘りがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。