モバイルペイントアプリibisPaintを提供するモバイル事業とソリューション事業(日本企業向けのIT技術者派遣と受託開発)を展開
初めにアイビスの事業についてご紹介します。2023/3/23発表 事業計画及び成長可能性に関する事項によれば、アイビスは
- モバイルペイントアプリibisPaintを提供するモバイル事業
- ソリューション事業(日本企業向けのIT技術者派遣と受託開発)
の2事業を展開しています。
2000年5月 (有)アイビス設立。翌年4月株式会社へ組織変更。創業から11年後の2011年6月にモバイルペイントアプリibisPaint iPad版リリースし、2023年3月 東証グロースへ上場。
続いて2023/2/17発表 第23期有価証券報告書よりアイビスの沿革についてご紹介します。アイビスの沿革によれば、アイビスは
- 2000年5月 (有)アイビス設立
- 2001年4月 株式会社へ組織変更
- 2005年6月 フィーチャーフォン用フルブラウザアプリibisBrowserリリース
- 2005年9月 フィーチャーフォン用フルメーラアプリibisMailリリース
- 2011年6月 モバイルペイントアプリibisPaint iPad版リリース
- 2011年9月 ibisPaint iPhone版リリース
- 2012年4月 ibisPaintの広告配信(広告売上)を開始
- 2014年2月 ibisPaint Android版リリース
- 2017年8月 ibisPaintシリーズの累計DL数が1,000万を突破
- 2020年10月 ibisPaintシリーズの累計DL数が1億を突破
- 2022年4月 2021年日本企業発のアプリとして、世界でのダウンロード数No.1を達成
- 2023年3月 東証グロースへ上場
とのことです。フィーチャーフォンからスマートフォンと20年近くモバイルに取り組んできた会社なんですね。
アイビスの売上高は2021年12月期末で27.4億円。直近YoY成長率は+69.6%
では続いてアイビスの売上高から見てみましょう。
2016年9月期末から2021年12月期末の6年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は-64.1%〜+348.3%の水準で推移しています。ただし、第21期については決算期の変更に伴い、わずか3ヶ月しか事業期間がありませんので、売上は基本的に成長し続けていると見るのが良さそうですね。
2021年12月期末の推定ストック売上高比率は推定で3.9%
続いて、アイビスの売上高の構成比率について見てみましょう。2023/2/17発表 第23期有価証券報告書によればアイビスはそのリカーリング売上高比率を公開していません。そこで公開されているモバイル事業売上高をストック売上高と仮定し、その売上高が全売上高に占める比率を計算すると、アイビスのストック売上高比率は推定で3.9%です。
さて、次回はアイビスの各種KPIを分析していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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