Fintech領域において、上場企業からユニコーン企業まで幅広い企業にコンサルティングを提供
続いて、2023/2/26時点 同社ホームページより抜粋してきた同社のコンサルティングサービスの特徴を紹介いたします。同ホームページによればアトラステクノロジーズはそのコンサルティングサービスにて
- Fintech領域に特化して
- 幅広い企業(日系上場企業、欧米本社のグローバル企業、東南アジアのユニコーン企業)
にコンサルティングを提供しているそうです。
パートナー選定支援、顧客に合ったアウトソーシングソリューションを提供することでコスト削減と生産性向上を行う
続いて、2023/2/26時点 同社ホームページより抜粋してきた同社のプロジェクト支援サービスの特徴を紹介いたします。同ホームページによればアトラステクノロジーズはそのプロジェクト支援サービスにて
- パートナー選定支援
- 顧客に合ったアウトソーシングソリューションを提供
することでコスト削減と生産性向上を行っているそうです。
アトラステクノロジーズは初期・月額ともに要問い合わせ
続いて、2023年2/27時点の同社ホームページより抜粋してきたアトラステクノロジーズの料金体系を紹介いたします。同資料によればアトラステクノロジーズは
- 初期・月額ともに要問い合わせ
となっています。
2021年12月期末時点の推定平均顧客単価は123.0万円。最新YoY伸び率は+81.5%
続いて、アトラステクノロジーズの平均顧客単価について紹介します。アトラステクノロジーズは2022/9/21発表 第4期有価証券報告書で平均顧客単価を公開していません。一方、
- 2021年9月期時点の公開企業数と継続顧客による売上高比率
- NTTドコモの売上高比率
を公開していますので、公開されている全顧客が継続顧客かつこちらがそのままストック売上高に当てはまると仮定すると2021年12月期末時点の
- 推定平均顧客単価は123.0万円
- 最新YoY伸び率は+81.5%
であると推定できます。
2021年12月期末時点の公開顧客数は14社。最新YoY伸び率は+40.0%
続いて、アトラステクノロジーズの元請け企業数推移についても見てみましょう。2022/10/26発表 事業計画及び成長可能性に関する事項にて公開されている2021年12月期末時点の
- 公開顧客数は14社
- 最新YoY伸び率は+40.0%
でした。
2021年12月期末の最新従業員数は24人。最新YoY伸び率は+50.0%
最後に、アトラステクノロジーズの従業員数について述べます。2022/9/21発表 第4期有価証券報告書によれば、
- 2021年12月期末の最新従業員数は24人
- 最新YoY伸び率は+50.0%
とのことです。従業員数の成長率は直近の4年間で+50.0%〜+220.0%の範囲で変動しています。
最後に
今回紹介したアトラステクノロジーズはFintechという領域に特化したコンサルティングを提供している会社でした。コンサルティングはプロフェッショナルサービスとしてショットで提供すると思われがちですが、継続顧客として売上を立てることでSaaSのようなストック型ビジネスになる例でした。今後もさらに拡大して行って、より詳細なARPAや継続課金の契約社数などのより詳細な各種SaaS関連KPIが公開されていることがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。