決済関連分野を中心としたFintech領域のコンサルティングとプロジェクト実行支援サービスを提供
初めにアトラステクノロジーズの事業についてご紹介します。2022/10/26発表 事業計画及び成長可能性に関する事項によれば、アトラステクノロジーズは、決済関連分野を中心としたFintech領域の
- コンサルティングとプロジェクト実行支援サービス
を提供しているとのことです。
プロジェクトマネジメントに特化し戦略立案からサービスイン後の事業運営までを一気通貫で支援
加えて、プロジェクトマネジメントに特化し戦略立案からサービスイン後の事業運営までを一気通貫で支援しているとのことです。Fintechに特化してコンサルティングにとどまらず実行の支援まで行っているようですね。
2018年1月(株)アトラステクノロジーズ設立。4年後の2022年10月東証グロースへ上場
続いて2022/9/21発表 第4期有価証券報告書よりアトラステクノロジーズの沿革についてご紹介します。アトラステクノロジーズの沿革によれば、アトラステクノロジーズは
- 2018年1月Fintechコンサルティング事業の展開を目的として(株)アトラステクノロジーズ設立
- 2022年10月東証グロースへ上場
とのことです。上場時点で創業後5年未満の会社なんですね。
アトラステクノロジーズの売上高は2021年12月期末で21.9億円。直近YoY成長率は+75.2%
では続いてアトラステクノロジーズの売上高から見てみましょう。
2018年12月期末から2021年12月期末の4年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+75.2%〜+2020.2%の水準で推移しています。
2021年12月期末の公開ストック売上高比率は98.4%
続いて、アトラステクノロジーズの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/10/26発表 事業計画及び成長可能性に関する事項によればアトラステクノロジーズはその継続クライアント売上高比率を公開しています。こちらをストック売上高比率とみなすと、アトラステクノロジーズのストック売上高比率は98.4%です。
さて、次回はアトラステクノロジーズの各種KPIを分析していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。