トリプルアイズは3つのサービスを提供
初めにトリプルアイズの事業についてご紹介します。2022/11/30時点 同社ホームページによれば、トリプルアイズは、
・画像認識プラットフォームのアイズ、
・顧客オフィスやデータセンターにエンジニアが駐在して開発から保守運用を提供するシステムインテグレーション、
・専用システム開発のDXイノベーションを提供
を提供しています。これらの3サービスの中で、画像認識プラットフォームのアイズ(AIZE)がリカーリングの性質を持つサービスとなっています。
これらに加えて、子会社の
・シンプルプランで研修事業
・所司一門将棋センターで将棋道場・教室の運営
をしています。
2008年9月(株)トリプルアイズを設立。6年後の2014年8月囲碁AIプロジェクトチーム発足。2019年3月画像認識プラットフォーム「AIZE」を提供開始し、2022年5月東証グロースへ上場
続いて2022/4/22発表 第13期有価証券報告書よりトリプルアイズの沿革についてご紹介します。トリプルアイズの沿革によれば、トリプルアイズは
・2008年9月先端技術を活かしたITシステムを提供することを目的に(株)トリプルアイズを設立
・2014年8月囲碁AIプロジェクトチーム発足
・2018年7月深層学習基盤「Deepize」を開発
・2019年3月画像認識プラットフォーム「AIZE」を提供開始
・2019年9月(株)棋創社(現:(株)所司一門将棋センター)の全株式を取得し子会社化
・2019年10月(株)シンプルプランの全株式を取得し子会社化
・2022年5月東証グロースへ上場
とのことです。
トリプルアイズの売上高は2021年8月期末で21.2億円。直近YoY成長率は+18.4%
では続いてトリプルアイズの売上高から見てみましょう。
2017年8月期末から2021年8月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+14.5%〜+33.7%の水準で推移しています。
2021年8月期末の計算ストック売上高比率は2.1%
続いて、トリプルアイズの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/4/22発表 第13期有価証券報告書よりによればトリプルアイズはアイズ部門のリカーリング収益を公開しています。このリカーリング収益の全売上高に占める比率を計算すると、ストック売上高比率は2.1%であることがわかります。
さて、次回はトリプルアイズの各種KPIを分析していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
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