- スパイダープラスのFY22第2四半期末売上高は6.0億円
- スパイダープラスのFY22第2四半期末推定ストック売上高比率は94.0%
- 計算のFY22第2四半期末MRRは2.0億円
- スパイダープラスのFY22第2四半期末のARPAは15.1万円
- スパイダープラスのFY22第2四半期末の契約社数は1,330社
- 参考:ビジネスハイライトは契約企業、解約率
- 参考:建設・プラント業界への新規導入が進行
- 参考:解約率(会社数単位)は過去最低水準の0.4%、S+Study開始
- 参考:S+Studyはスパイダープラスの使い方を学べるポータルサイト
- FY22第2四半期末の従業員数は215人
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
スパイダープラスのFY22第2四半期末売上高は6.0億円
はじめにスパイダープラスの最新四半期末(2022年第2四半期末)の売上高を見てみましょう。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第2四半期末の売上高は6.0億円であり、
- 計算の単月売上は 2.0億円/月
- 直近YonY成長率は +29.9%
- 直近QonQ成長率は +5.6%
となっています。
スパイダープラスのFY22第2四半期末推定ストック売上高比率は94.0%
続いて、スパイダープラスの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスはそのストック売上高を公開しておりません。そこで、公開されている直前四半期のARR/4をストック売上高とみなした売上高の全売上高に占める比率をストック売上高比率と仮定して計算を行うと、FY22第2四半期末のストック売上高比率は94.0%です。
計算のFY22第2四半期末MRRは2.0億円
続いてスパイダープラスの最新四半期末(2022年第2四半期末)の計算MRRを見てみましょう。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスのARRを12で割り算した計算によるFY22第2四半期末MRRは2.0億円であり、
- 計算の新規MRRは+431万円/月
- 直近YonY成長率は+28.1%
- 直近QonQ成長率は+6.9%
となっています。
スパイダープラスのFY22第2四半期末のARPAは15.1万円
続いてスパイダープラスの最新四半期末(2022年第2四半期末)の平均顧客単価推移を見てみましょう。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第2四半期末の平均顧客単価は15.1万円であり、
- 直近YonY成長率は-3.8%
- 直近QonQ成長率は+1.3%
となっています。
スパイダープラスのFY22第2四半期末の契約社数は1,330社
続いてスパイダープラスの最新四半期末(2022年第2四半期末)の契約社数を見てみましょう。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第2四半期末の契約社数は1,330社であり、
- 計算の単月契約社数は+24.0/月
- 直近YonY成長率は+33.5%
- 直近QonQ成長率は+5.7%
となっています。
以降はこれまでに紹介してきた単価、社数など各種KPIに関連した参考情報を数点ご紹介します。
参考:ビジネスハイライトは契約企業、解約率
こちらは同社の第二四半期のハイライトスライドです。これまで紹介した数値に加えて、
- 契約企業
- 解約率
が同社の想定よりも順調に進行したということが書かれています。詳細は後述します。
参考:建設・プラント業界への新規導入が進行
続いて、事業のハイライトとしてのロゴをご紹介します。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスは第2四半期に新規で導入した顧客の中で、建設・プラント業界の企業に導入が進んだとのことです。
参考:解約率(会社数単位)は過去最低水準の0.4%、S+Study開始
続いて、解約率について解説しているページの抜粋をご紹介します。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、
- 解約率(会社数単位)は0.4%
- 顧客をサポートするためのポータルサイト(S+Study:スパイダープラススタディ)を開始
しているとのことです。
参考:S+Studyはスパイダープラスの使い方を学べるポータルサイト
続いて、S+Studyについて解説しているページの抜粋をご紹介します。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、S+Studyは
- 最新情報・マニュアル・動画など、スパイダープラスに関する情報を一箇所に集約可能
- ユーザー同士のコミュニティ機能も今後リリース予定
とのことです。顧客からすると使い方を自分で簡単に調べられるというのはとてもありがたいポータルサイトですね。解約率を下げるための具体的な工夫として、とても面白いなと感じました。
FY22第2四半期末の従業員数は215人
最後にスパイダープラスの最新四半期末(2022年第2四半期末)の従業員数推移を見てみましょう。2022/8/9発表 2022年12月期 第2四半期 決算説明資料によれば、スパイダープラスの2022年第2四半期末の従業員数は215人であり、
- 計算の単月従業員数は+4.3人/月
- 直近YonY成長率は+39.6%
- 直近QonQ成長率は+6.4%
となっています。
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。