- セカンドサイトアナリティカはカスタムメイド型のデータ分析を行うアナリティクスコンサルティング事業とSaaS/SI型パッケージを提供するAIプロダクト事業の2事業を展開
- 2016年6月セカンドサイト(株)を設立。翌年の2017年7月にAIプロダクトの機械学習の自動化プラットフォーム「SkyFox」をリリース後、2018年3月 AI実行プラットフォーム「REDエンジン」をリリース。2021年12月に商号をセカンドサイトアナリティカ(株)に変更し、2022年4月東証グロースへ上場。
- セカンドサイトアナリティカの売上高は2021年3月期末で5.0億円。直近YoY成長率は+81.8%
- 2021年3月期末のストック売上高比率は37.7%
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
セカンドサイトアナリティカはカスタムメイド型のデータ分析を行うアナリティクスコンサルティング事業とSaaS/SI型パッケージを提供するAIプロダクト事業の2事業を展開
初めにセカンドサイトアナリティカの事業についてご紹介します。2022/4/4発表 事業計画及び成長可能性に関する事項p.7によれば、セカンドサイトアナリティカは、
・カスタムメイド型のデータ分析を行うアナリティクスコンサルティング事業
・SaaS/SI型パッケージを提供するAIプロダクト事業
の2事業を展開しています。
2016年6月セカンドサイト(株)を設立。翌年の2017年7月にAIプロダクトの機械学習の自動化プラットフォーム「SkyFox」をリリース後、2018年3月 AI実行プラットフォーム「REDエンジン」をリリース。2021年12月に商号をセカンドサイトアナリティカ(株)に変更し、2022年4月東証グロースへ上場。
続いて2022/2/28発表 第5期有価証券報告書よりセカンドサイトアナリティカの沿革についてご紹介します。セカンドサイトアナリティカの沿革によれば、セカンドサイトアナリティカは
・2016年6月セカンドサイト(株)を設立
・2017年7月 AIプロダクトの機械学習の自動化プラットフォーム「SkyFox」リリース
・2018年3月 AI実行プラットフォーム「REDエンジン」リリース
・2018年4月 新生銀行グループの顧客統計データ・オープンデータを活用した個人の金融ニーズやリスクを予測する「SXスコア」リリース
・2021年12月商号をセカンドサイトアナリティカ(株)に変更
・2022年4月東証グロースへ上場
とのことです。
セカンドサイトアナリティカの売上高は2021年3月期末で5.0億円。直近YoY成長率は+81.8%
では続いてセカンドサイトアナリティカの売上高から見てみましょう。
2017年3月期末から2021年3月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+2.2%〜+81.8%の水準で推移しています。
2021年3月期末のストック売上高比率は37.7%
続いて、セカンドサイトアナリティカの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/2/28発表 第5期有価証券報告書によればセカンドサイトアナリティカはそのストック売上高を公開しています。2021年3月期末のストック売上高比率は37.7%です。
さて、次回はセカンドサイトアナリティカの各種KPIを分析していきます。セカンドサイトアナリティカは、これまでに何社か紹介してきたSaaSのようにAI関連のプロダクトを提供しています。このため、過去取り上げてきたサービスと比較してその個社単価や契約数がどのような推移になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。