ビーウィズはコンタクトセンター・BPO事業とオムニアリンクの外販の2事業が主要事業
初めにビーウィズの事業についてご紹介します。2022/4/13発表 2022年5月期 第3四半期決算説明資料p.5によれば、ビーウィズは、
・コンタクトセンター・BPO事業
・オムニアリンクの外販
の2事業が主要事業です。この内オムニアリンクがリカーリング型の売上が発生するサービスとなっています。
2000年5月 コンタクトセンター・BPO事業者としての事業拡大を目的に三菱商事(株)と現在のソフトバンクグループ(株)の合弁事業会社として設立。
続いて2022/1/21発表 第22期有価証券報告書よりビーウィズの沿革についてご紹介します。ビーウィズの沿革によれば、ビーウィズは
・2000年5月 コンタクトセンター・BPO事業者としての事業拡大を目的に三菱商事(株)と現在のソフトバンクグループ(株)の合弁事業会社として設立
・2000年6月 カスタマーサポート業務を初受託
・2006年12月 三菱商事(株)が株式を追加取得し100%出資で子会社化
・2011年4月 BPOコンサルティングサービスを開始
・2012年5月 (株)パソナグループの出資により(株)パソナグループと三菱商事(株)の合弁会社化
・2015年6月 マイナンバー収集サービスを開始
・2015年12月 (株)パソナグループが株式を追加取得し完全子会社化
・2016年12月(株)アイブリットを子会社化
とのことです。
2017年2月 クラウド型コンタクトセンターシステムの「オムニアリンク」を提供開始。2022年3月東証一部へ上場。
その後ビーウィズは
・2017年2月 クラウド型コンタクトセンターシステムの「オムニアリンク」を提供開始
・2018年6月 一部プロセスを自動化するアウトソーシングの「デジタル&オペレーション」を提供開始
・2019年4月 超小口データ入力サービスの「アニム」を提供開始
・2020年3月 コンタクトセンター応対プラットフォームの「クオクル」を提供開始
・2020年11月(株)アイブリットを完全子会社化
・2022年3月東証一部へ上場
しています。元々コンタクトセンター・BPO事業を提供するための合弁事業として始まり、オムニアリンクは創業から17年後に提供を開始しているんですね。
ビーウィズの売上高は2021年5月期末で288.5億円。直近YoY成長率は+15.8%
では続いてビーウィズの売上高から見てみましょう。
2017年5月期末から2021年5月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+12.7%〜+27.9%の水準で推移しています。
2021年5月期末の推定ストック売上高比率は7.3%
続いて、ビーウィズの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/1/21発表 第22期有価証券報告書によればビーウィズはそのストックサービスの売上高比率を公開していない一方、2022年5月期末の第二四半期におけるARRは公開しています。このARRを2021年5月期末のストック売上とみなすと、2021年5月期末のストック売上高比率は7.3%です。
さて、次回はビーウィズの各種KPIを分析していきます。従来もこのサイトではコールセンター・BPO関連の企業を取り上げており、過去取り上げてきたサービスとの違いとしてのその個社単価や契約数がどのような分布になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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