マンション管理をIoTでスマート化する!ブロードエンタープライズのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

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saaslife_マンション管理をIoTでスマート化する!ブロードエンタープライズのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

ブロードエンタープライズは集合住宅に全戸一括で入居者が無料でインターネット接続できるサービス「ビーキュービック(B-CUBiC)」、マンションのエントランスをオートロックするためのIoTインターフォンシステム「ブロロック(BRO-LOCK)」を提供

saaslife_参考:ブロードエンタープライズの事業内容紹介

さて、初めにブロードエンタープライズの事業についてご紹介します。2022/2/8時点 同社のホームページによれば、ブロードエンタープライズは、

・集合住宅に全戸一括で入居者が無料でインターネット接続できるサービス「ビーキュービック(B-CUBiC)」

・マンションのエントランスをオートロックするためのIoTインターフォンシステム「ブロロック(BRO-LOCK)」

を提供しています。

それぞれのサービスの課金形態は

・ビーキュービック:継続的な売上の発生するストックモデル

・ブロロック:単発の売上の発生するイニシャルモデル

となっています。

事業情報 | 株式会社ブロードエンタープライズ
ブロードエンタープライズの事業情報についてご説明いたします。ブロードエンタープライズは、マンションやハイツ等の空室対策に効果的なマンション向け高速インターネット『B-CUBIC』を提供しています。

2000年12月通信機器の販売を目的に(有)ブロードエンタープライズ設立。5年後の2005年6月マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」販売開始。以降子会社を設立し、不動産事業、エステティックサロン、コンピュータソフトウェア開発事業を開始し、2012年7月に子会社を吸収合併。2019年1月後付けオートロックシステム「BRO-LOCK」販売開始し、2021年12月東証マザーズへ上場。

saaslife_参考:ブロードエンタープライズの沿革

続いて2021/11/10発表 第21期有価証券報告書よりブロードエンタープライズの沿革についてご紹介します。ブロードエンタープライズの沿革によれば、ブロードエンタープライズは

・2000年12月通信機器の販売を目的に(有)ブロードエンタープライズ設立

・2005年6月マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」販売開始

・2010年9月子会社に(株)ラビズ設立、不動産事業開始

・2011年6月子会社にVOGUE(株)設立、エステティックサロン事業開始

・2011年8月子会社に(株)OSDL設立、コンピュータソフトウェア開発事業開始

・2012年7(株)ラビズ、VOGUE(株)、(株)OSDLを(株)ブロードエンタープライズに吸収合併しそれぞれ不動産事業部、エステティック事業部、IT事業部として事業継続

・2014年3月不動産事業部事業を廃止

・2015年12月エステティック事業部事業を廃止

・2018年12月IT事業部事業を廃止

・2019年1月後付けオートロックシステム「BRO-LOCK」販売開始

・2021年12月東証マザーズへ上場

とのことです。創業後5年で開始した高速インターネットの「B-CUBIC」事業以降も不動産、エステティック、IT事業を子会社で初めて廃止し、上場の2年前に「BRO-LOCK」を開始するという変遷をたどった企業なんですね。

ブロードエンタープライズの売上高は2020年12月期末で15.9億円。直近YoY成長率は+11.8% 

saaslife_ブロードエンタープライズの開示KGI(売上高)推移

では続いてブロードエンタープライズの売上高から見てみましょう。

2016年12月期末から2020年12月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+8.0%〜+35.1%の水準で推移しています。

2020年12月期末の計算ストック売上高比率は最大37.1%(公開されているランニング売上高の売上高に占める比率)

saaslife_公開KPI:ブロードエンタープライズの月額利用料(ストック売上)比率推移

続いて、ブロードエンタープライズの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/11/10発表 第21期有価証券報告書によれば、ブロードエンタープライズはそのARRを公開していません。一方で、ランニング、イニシャルの売上高は公開しているため、こちらをストック型の売上とみなすと、2020年12月期末のストック売上高比率は最大で37.1%です。

さて、次回はブロードエンタープライズの各種KPIになっているのか分析していきます。ブロードエンタープライズはマンションオーナーや不動産会社、ハウスメーカーが入居率を向上させる手段として、物件の付加価値を上げるためのサービスを提供している会社です。そのSaaSプロダクトがどのような価格設定や契約社数になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝

SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。

ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、

  • ホリゾンタル・バーティカルSaaS
  • エンタープライズとSMBSaaS

などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。

時期表紙取扱SaaSとそのリンク(上場日付順)
FY2022Q1 エッジテクノロジー
カジー
マーキュリーリアルテックイノベーター
ビーウィズ
FY2021Q4シンク
フォトシンス
GRCS
サイエンスアーツ
ラストワンマイル
スローガン
ボードルア
フレクト
ネットプロテクションズ
トゥルーデータ
ブロードエンタープライズ
JDSC
ヒュウガプライマリケア
グローバルセキュリティエキスパート
ラバブルマーケティンググループ
サインド
網屋
ザクー
フィナテキストホールディングス
エクサウィザーズ
ハイブリッドテクノロジーズ
エフ・コード
CS-C
ニフティライフスタイル
セキュア
FY2021Q3ラキール
フューチャーリンクネットワーク
モビルス
ユミルリンク
ロボットペイメント
セーフィー
FY2021Q2ビジョナル
ペイロール
プラスアルファ・コンサルティング
サイバートラスト
ファブリカコミュニケーションズ
ネオマーケティング
FY2021Q1ワカル
ウイングアーク1st
ベビーカレンダー
スパイダープラス
エイピアー
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