日本の産業をアップグレードすることを目的にAIプロダクトを提供!JDSC(ジャパン・データサイエンス・コンソーシアム)のKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

saaslife_日本の産業をアップグレードすることを目的にAIプロダクトを提供!JDSC(ジャパン・データサイエンス・コンソーシアム)のKGI/KPI推移を調べてみた(1/2) 国内SaaS
saaslife_日本の産業をアップグレードすることを目的にAIプロダクトを提供!JDSC(ジャパン・データサイエンス・コンソーシアム)のKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

JDSCは大手企業との共同研究開発を通じ、産業共通課題を解決するAI関連のサービス・ソリューションを創出。自社プロダクトとして7つのAIプロダクトを展開

saaslife_参考:JDSCの事業内容紹介

さて、初めにJDSCの事業についてご紹介します。2021/12/20時点 同社の事業計画及び成長可能性に関する事項についてp15によれば、JDSCは、

・大手企業との共同研究開発を通じ、産業共通課題を解決するAI関連のサービス・ソリューションを創出

・創出したソリューションを自社プロダクトとして他企業にも幅広く提供

する手法でビジネスを行っており、そのAIプロダクトとして、

・需要予測関連ソリューション

・マーケティング最適化ソリューション

・データ基盤構築ソリューション

など、7つのAIプロダクトを展開しています。産業を代表する企業と共同研究開発してプロダクトを作り、その後汎用的に提供、という流れでビジネスをしているのが特徴な企業です。

事業計画及び成長可能性に関する事項について

2018年7月(株)データサイエンス研究所設立。翌年の2019年4月からhome Insightの研究開発を開始。翌年の2020年にはsales Insightの前身であるfront connectに始まり4つのサービスを提供開始。同年11月に(株)JDSCに商号を変更。2021年12月東証マザーズへ上場。

saaslife_参考:JDSCの沿革

続いて2021/11/15発表 第3期有価証券報告書よりJDSCの沿革についてご紹介します。JDSCの沿革によれば、JDSCは

・2018年7月データサイエンスやAIを活用したITシステムの開発・運用、事業投資・運営を目的として(株)データサイエンス研究所設立

・2019年4月home Insightの研究開発を開始

・2020年3月front connect(sales Insight)の提供を開始

・2020年6月demand Insightの提供を開始

・2020年6月response Insightの提供を開始

・2020年6月Wodom!の提供を開始

・2020年11月(株)JDSCに商号を変更

・2021年3月learning Insightの提供を開始

・2021年7月maintenance Insightの提供を開始

・2021年12月東証マザーズへ上場

とのことです。共同研究先は中部電力、佐川急便、駿河台学園など、各産業の有力企業との共同研究を行い、その結果をプロダクトとして提供する流れがあり、創業後わずか3年ととても速い期間で上場まで到達していることがわかります。

JDSCの売上高は2021年6月期末で10.9億円。直近YoY成長率は+111.3% 

saaslife_JDSCの開示KGI(売上高)推移

では続いてJDSCの売上高から見てみましょう。

2019年6月期末から2021年6月期末の3年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+111.3%〜+332.2%の高い水準で推移しています。

2021年6月期末の計算ストック売上高比率は最大73.0%(公開されている継続顧客売上高の売上高に占める比率)

saaslife_公開KPI:JDSCの月額利用料(ストック売上)比率推移

続いて、JDSCの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/11/15発表 第3期有価証券報告書によれば、JDSCはそのARRをを公開していません。一方で、継続顧客による売上高は公開しているため、こちらをストック型の売上とみなすと、2021年6月期末のストック売上高比率は最大で73.0%です。

さて、次回はJDSCの各種KPIになっているのか分析していきます。JDSCは大企業との共同研究によりAIプロダクトを作り、その後プロダクトを汎用的に他の企業にも展開する流れを持っている会社です。そのSaaSプロダクトがどのような価格設定や契約社数になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝

SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。

ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、

  • ホリゾンタル・バーティカルSaaS
  • エンタープライズとSMBSaaS

などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。

時期表紙取扱SaaSとそのリンク(上場日付順)
FY2022Q1 エッジテクノロジー
カジー
マーキュリーリアルテックイノベーター
ビーウィズ
FY2021Q4シンク
フォトシンス
GRCS
サイエンスアーツ
ラストワンマイル
スローガン
ボードルア
フレクト
ネットプロテクションズ
トゥルーデータ
ブロードエンタープライズ
JDSC
ヒュウガプライマリケア
グローバルセキュリティエキスパート
ラバブルマーケティンググループ
サインド
網屋
ザクー
フィナテキストホールディングス
エクサウィザーズ
ハイブリッドテクノロジーズ
エフ・コード
CS-C
ニフティライフスタイル
セキュア
FY2021Q3ラキール
フューチャーリンクネットワーク
モビルス
ユミルリンク
ロボットペイメント
セーフィー
FY2021Q2ビジョナル
ペイロール
プラスアルファ・コンサルティング
サイバートラスト
ファブリカコミュニケーションズ
ネオマーケティング
FY2021Q1ワカル
ウイングアーク1st
ベビーカレンダー
スパイダープラス
エイピアー
出版履歴

タイトルとURLをコピーしました