- ラストワンマイルは一般消費者の新生活に向けたライフライン手続き窓口を一つにまとめて手続きの手間を削減するまるっとシリーズ、一般消費者/法人向けの引っ越しワンストップサービスのMARUTTO CHANGEの2サービスを展開
- ラストワンマイルは電力やガスに始まり、インターネットや複合機など、一般消費者と法人向けに必要なサービスを100種類を揃える
- 2012年6月(株)Bestエフォート設立。4年後の2016年3月自社サービス「Best光(現:まるっとひかり)」の提供を開始。翌年の2017年8月に(株)Bestマネジメントサービス(現在:ITサポート)の全株式を取得。2018年2月ライフライン等の各種サービスを一元的に案内するBtoBtoC及びBtoBtoBモデル事業のラストワンマイル事業を開始後、同年11月に社名を(株)ラストワンマイルに変更。翌年の2019年3月自社サービス統一ブランドをまるっとシリーズに統一。2021年11月東証マザーズへ上場
- 売上高は2020年11月期末で72.2億円。直近YoY成長率は-17.7%
- 2020年11月期末のストック売上高比率は36.0%(公開されているストック売上高比率の割合)
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
ラストワンマイルは一般消費者の新生活に向けたライフライン手続き窓口を一つにまとめて手続きの手間を削減するまるっとシリーズ、一般消費者/法人向けの引っ越しワンストップサービスのMARUTTO CHANGEの2サービスを展開
さて、初めにラストワンマイルの事業についてご紹介します。2022/1/15時点 同社のホームページによれば、ラストワンマイルは、
・一般消費者の新生活に向けたライフライン手続き窓口を一つにまとめて手続きの手間を削減するまるっとシリーズ
・一般消費者/法人向けの引っ越しワンストップサービスのMARUTTO CHANGE
の2サービスを展開しています。
ラストワンマイルは電力やガスに始まり、インターネットや複合機など、一般消費者と法人向けに必要なサービスを100種類を揃える
こちらは参考として、ラストワンマイルが揃えているサービスの一覧です。電力やガスに始まり、インターネットや複合機など、一般消費者と法人むけに必要なサービスを100種類を揃えていることで、一般消費者、法人両方が必要なサービスを用意していることがわかります。
2012年6月(株)Bestエフォート設立。4年後の2016年3月自社サービス「Best光(現:まるっとひかり)」の提供を開始。翌年の2017年8月に(株)Bestマネジメントサービス(現在:ITサポート)の全株式を取得。2018年2月ライフライン等の各種サービスを一元的に案内するBtoBtoC及びBtoBtoBモデル事業のラストワンマイル事業を開始後、同年11月に社名を(株)ラストワンマイルに変更。翌年の2019年3月自社サービス統一ブランドをまるっとシリーズに統一。2021年11月東証マザーズへ上場
続いて2021/10/20発表 第9期有価証券報告書よりラストワンマイルの沿革についてご紹介します。ラストワンマイルの沿革によれば、ラストワンマイルは
・2012年6月(株)Bestエフォート設立
・2016年3月自社サービス「Best光(現:まるっとひかり)」の提供を開始
・2017年8月(株)Bestマネジメントサービス(現在:ITサポート)の全株式を取得
・2018年2月ライフライン等の各種サービスを一元的に案内するBtoBtoC及びBtoBtoBモデル事業のラストワンマイル事業を開始
・2018年11月(株)Bestエフォートの社名を(株)ラストワンマイルに変更
・2019年3月自社サービス統一ブランドをまるっとシリーズに統一
・2021年11月東証マザーズへ上場
とのことです。
売上高は2020年11月期末で72.2億円。直近YoY成長率は-17.7%
では続いてラストワンマイルの売上高から見てみましょう。
2016年11月期末から2020年11月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は-42.5%〜+180.4%の水準で推移しています。ただし、同社の売上高については、
・2016年11月期末から2018年11月期末までは(株)ラストワンマイル単体の売上
・2018年11月期末の売上には(株)ITサポートの売上は含んでいない
・2019年11月期末以降は(株)ITサポートの売上を含む
ため、売上の増減が大きく見えていることにご注意ください。
2020年11月期末のストック売上高比率は36.0%(公開されているストック売上高比率の割合)
続いて、ラストワンマイルの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/10/20発表の第9期有価証券報告書、2022/1/14発表 事業計画及び成長可能性に関する事項についてp17によれば、ラストワンマイルはそのストック売上高比率を公開しています。こちらによれば、2020年11月期末のストック売上高比率は36.0%とのことです。
さて、次回はラストワンマイルの各種KPIになっているのか分析していきます。ラストワンマイルは一般消費者と法人の両方にサービスを提供している特徴を持っており、そのSaaSプロダクトがどのような価格設定や契約社数になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
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