金融を「サービスとして」再発明する!SaaS型の次世代クラウド基幹システムを提供するフィナテキストホールディングスのKGI/KPI推移を調べてみた(2/2)

saaslife_金融を「サービスとして」再発明する!SaaS型の次世代クラウド基幹システムを提供するフィナテキストホールディングスのKGI/KPI推移を調べてみた(2/2) 国内SaaS
saaslife_金融を「サービスとして」再発明する!SaaS型の次世代クラウド基幹システムを提供するフィナテキストホールディングスのKGI/KPI推移を調べてみた(2/2)

2021年3月期末時点の計算MRRは0.79億円。直近YoY成長率は非公開

saaslife_計算KPI:フィナテキストホールディングスの期末時点MRR推移

はじめに、フィナテキストホールディングスのMRRについて述べます。なお、フィナテキストホールディングスはそのMRRを有価証券報告書の中では公開していません。一方で、そのS(B)aaSを含むセグメントである金融インフラストラクチャ事業売上高を公開しており、こちらの売上高を12ヶ月で割り算することで、計算MRRとして算出しています。なお、最大としているのは初期費用と月額費用の割合が不明であるためです。

フィナテキストホールディングスはそのBaaSとして1号案件にストリーム(STREAM)、2号案件にセゾンポケット、3号案件にウェルスウイング(Wealth Wing)をこれまでにリリース

saaslife_参考:フィナテキストホールディングスのS(B)aaS、金融インフラストラクチャ事業の特徴

続いて、2021/11/24時点 同社ホームページ、2021/11/16発表 第7期有価証券報告書より抜粋してきたフィナテキストホールディングスのS(B)aaS、金融インフラストラクチャ事業の特徴を紹介します。同社ホームページによれば、フィナテキストホールディングスはそのBaaS案件として、

・1号案件にストリーム(STREAM)

・2号案件にセゾンポケット

・3号案件にウェルスウイング(Wealth Wing)

をこれまでにリリースしています。

ストリーム(STREAM)は無料の株取引手数料、充実のコミュニティ機能、スマホでかんたん取引などが特徴

saaslife_参考:ストリーム(STREAM)でできること

続いて、2021/11/27時点 同社ホームページより抜粋してきたストリーム(STREAM)のサービス特徴を紹介します。同社ホームページによれば、

ストリーム(STREAM)は

・無料の株取引手数料

・充実のコミュニティ機能

・スマホでかんたん取引

などの特徴を持つアプリとのことです。

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セゾンポケットは毎月1,000円〜できる積立投資などが特徴

saaslife_参考:セゾンポケットでできること

続いて、2021/11/27時点 同社ホームページより抜粋してきたセゾンポケットのサービス特徴を紹介します。同社ホームページによれば、

セゾンポケットは

・毎月1,000円〜できる積立投資

などの特徴を持つアプリとのことです。

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ウェルスウイング(Wealth Wing)は投資一任にによる資産運用、簡単な質問に答えて投資戦略を提案してくれる機能などが特徴

saaslife_参考:ウェルスウイング(Wealth Wing)でできること

続いて、2021/11/27時点 同社ホームページより抜粋してきたセゾンポケットのサービス特徴を紹介します。同社ホームページによれば、

ウェルスウイングは

・投資一任にによる資産運用、

・簡単な質問に答えて投資戦略を提案してくれる

などの特徴を持つアプリとのことです。

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フィナテキストホールディングスのBaaSの利用料金は初期費用、月額費用ともに非公開。詳細は要問い合わせ

saaslife_参考:フィナテキストホールディングスのS(B)aaS、金融インフラストラクチャ事業料金体系

続いて、2021年11月27日時点の同社ホームページより抜粋してきたフィナテキストホールディングスの料金体系を紹介します。同社ホームページによれば、フィナテキストホールディングスのBaaSの利用料金は

・初期費用、月額費用ともに非公開

・詳細は要問い合わせ

となっています。

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フィナテキストホールディングスのS(B)aaS導入の費用目安は独自開発の1/10程度のコスト

saaslife_参考:フィナテキストホールディングスのS(B)aaS導入の費用目安

続いて、2021年11月27日時点の同社ホームページより抜粋してきたフィナテキストホールディングスのBaaSコスト目安を紹介します。同社ホームページによれば、BaaS導入によって、独自開発の1/10程度のコストとのことです。

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株式会社スマートプラスの【BaaS】を活用することで、事業社の既存システムとシームレスに連携した、 独自の証券サービスを迅速に構築・提供することが可能です。 現物取引・信用取引・投資信託などのポピュラーな金融商品はもちろん、幅広いターゲットを対象とした証券サービスを実現できます。

2021年3月期末のBaaS案件の推定平均顧客単価は2,630万円/月(ただし、契約社数は沿革に公開されている案件情報を使用)

saaslife_推定KPI:フィナテキストホールディングスの金融インフラストラクチャ事業平均顧客単価

続いて、フィナテキストホールディングスの金融インフラストラクチャ事業平均顧客単価についての推計値をご紹介します。推計によれば、

・2021年3月期末のBaaS案件の推定平均顧客単価は2,630万円/月(ただし、契約社数は沿革に公開されている案件情報を使用)

となっています。

ただし、契約社数については有価証券報告書内の案件数を社数として計算しています。過去紹介してきたARPAの中で最大級のARPAではないでしょうか。

2021年3月期末の契約社数は3社

saaslife_公開KPI:フィナテキストホールディングスの金融インフラストラクチャ事業契約社数

続いて、フィナテキストホールディングスの契約社数についても見てみましょう。有価証券報告書の沿革より、社数を数えるとこちらで紹介するような推移になっており、2021年3月期末の契約社数は3社です。

2021年3月期の最新従業員数は152人。最新YoY伸び率は-3.2%

saaslife_参考:フィナテキストホールディングスの従業員数推移

最後に、フィナテキストホールディングスの従業員数について述べます。2021年3月期の最新従業員数は152人で最新YoY伸び率は-3.2%とのことです。従業員数の成長率は直近の5年間で-86.3%〜+5133.3%の範囲で変動しています。ただし、決算期の変更や会社の子会社化などを行っているので、直近の推移だけ見るのが参考になりそうですね。

最後に

今回取り上げたフィナテキストホールディングスは、Brokerage(仲介) as a Serviceという軸でSaaSを提供する会社でした。今後も、このように業界特化の業務に特化したSaaSがさらに生まれてきそうですし、フィナテキストホールディングス自体のより詳細な単価なども含めたSaaS関連の指標が開示されていくのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝

SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。

ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、

  • ホリゾンタル・バーティカルSaaS
  • エンタープライズとSMBSaaS

などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。

時期表紙取扱SaaSとそのリンク(上場日付順)
FY2022Q1 エッジテクノロジー
カジー
マーキュリーリアルテックイノベーター
ビーウィズ
FY2021Q4シンク
フォトシンス
GRCS
サイエンスアーツ
ラストワンマイル
スローガン
ボードルア
フレクト
ネットプロテクションズ
トゥルーデータ
ブロードエンタープライズ
JDSC
ヒュウガプライマリケア
グローバルセキュリティエキスパート
ラバブルマーケティンググループ
サインド
網屋
ザクー
フィナテキストホールディングス
エクサウィザーズ
ハイブリッドテクノロジーズ
エフ・コード
CS-C
ニフティライフスタイル
セキュア
FY2021Q3ラキール
フューチャーリンクネットワーク
モビルス
ユミルリンク
ロボットペイメント
セーフィー
FY2021Q2ビジョナル
ペイロール
プラスアルファ・コンサルティング
サイバートラスト
ファブリカコミュニケーションズ
ネオマーケティング
FY2021Q1ワカル
ウイングアーク1st
ベビーカレンダー
スパイダープラス
エイピアー
出版履歴

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