ECサイト運営支援のSaaSサービス「フューチャーショップ」を提供!コマースOneホールディングスのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

saaslife_ECサイト運営支援のSaaSサービス「フューチャーショップ」を提供!コマースOneホールディングスのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2) 国内SaaS
saaslife_ECサイト運営支援のSaaSサービス「フューチャーショップ」を提供!コマースOneホールディングスのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

コマースOneホールディングスは連結子会社の三社でECサイト運営を支援するサービスをSaaSで提供

saaslife_参考:コマースOneホールディングスのプロダクト紹介(1/2)

さて、初めにコマースOneホールディングスのプロダクトについてご紹介します。2020/8/13発表 2021年3月期第1四半期決算説明資料によれば、同社は、

・TradeSafe

・フューチャーショップ

・ソフテル

の三社を連結子会社としており、でECサイト運営を支援するサービスをSaaSで提供しているとのことです。ECの運営には、

販売/決済/受注受付/…

というようにさまざまな付随業務が発生しますが、これらの業務を支援することで事業者が効率よくEC運営できるようにしている、というところが特徴であると言えるでしょうか。

saaslife_参考:コマースOneホールディングスのプロダクト紹介(2/2)

こちらは、売上高の大きい順(後述)に並べた各サービスとそのプロダクトの特徴です。

・フューチャーショップ:ECサイトの構築 / 実店舗・EC間のポイント統合 / 日本から英語圏・中国語圏に向けた越境EC

・する蔵シリーズ:EC周辺業務の支援

・TradeSafe トラストマーク:消費者が安心してECで買い物できることを見える化

となっています。TradeSafeトラストマークは、消費者が安心してECショップで買い物をすることができるためのマーク、とのことですが、このようにSaaSも提供しつつ、自分たちで認定も行う、というとことがとてもおもしろい会社ですね。

2016年8月株式会社TradeSafeを設立。2020年6月東証マザーズ上場

saaslife_参考:コマースOneホールディングスの沿革

続いて2021/3/26発表 第5期有価証券報告書よりコマースOneホールディングスの沿革についてご紹介します。コマースOneホールディングスの沿革によれば、

・2006年8月(株)TradeSafeを設立

・2010年3月(株)フューチャーショップを共同設立、Eコマース支援サービス開始

・2011年9月(株)ソフテルを子会社化

・2012年2月(株)フューチャーショップを完全子会社化

・2014年7月(株)ソフテルを完全子会社化

・2017年9月(株)TradeSafeを完全子会社化

・2017年9月(株)TSホールディングスに社名変更

・2019年12月(株)コマースOneホールディングスに社名変更

・2020年6月東証マザーズ上場

しています。

2006年に認定の会社から始まって、EC関連の事業を徐々に手がけていくことになった過程がわかる沿革となっていますね。

2020年3月期末で22億円。直近YoY成長率は111% 

saaslife_コマースOneホールディングスの開示KGI(売上高)推移

では続いてコマースOneホールディングスの売上高から見てみましょう。

2018年3月期から2020年3月期の3年分の売上高を見ると、直近の売上高成長率は111〜117%ほどの水準で推移しています。続いて、コマースOneホールディングスのストック比率を見てみます。

2020年3月期末でストック売上比率は推定で約70%

saaslife_公開KPI:コマースOneホールディングスの月額利用料(ストック売上)比率推移

続いて、コマースOneホールディングスの売上高の構成比率について見てみましょう。22020/6/29発表 第15期有価証券報告書によれば、コマースOneホールディングスの売上構成比率は、連結子会社単位で

・フューチャーショップ:70%

・ソフテル:28%

・TradeSafe:2%

となっていました。TradeSafeは月額を支払うサービスも含んではいますが(詳細は次回のKPI分析にて紹介します)、ソフトウェアを提供しているわけではないので、除外し、ソフテルの売上高はECに応じたカスタマイズの要素を構造上含んでいます。そこでフューチャーショップの売上高比率をストック売上比率と想定しました。

さて、次回はコマースOneホールディングスのSaaSプロダクトがどのようなKPIになっているのか、分析していきます。認定事業から初めて、ECの業務全般に対応したサービスを提供しているコマースOneホールディングスのKPIはどうなっているのか、とても分析のしがいがありそうです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝

SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。

ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、

  • ホリゾンタル・バーティカルSaaS
  • エンタープライズとSMBSaaS

などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。

時期表紙取扱SaaSとそのリンク(上場日付順)
FY2022Q1 エッジテクノロジー
カジー
マーキュリーリアルテックイノベーター
ビーウィズ
FY2021Q4シンク
フォトシンス
GRCS
サイエンスアーツ
ラストワンマイル
スローガン
ボードルア
フレクト
ネットプロテクションズ
トゥルーデータ
ブロードエンタープライズ
JDSC
ヒュウガプライマリケア
グローバルセキュリティエキスパート
ラバブルマーケティンググループ
サインド
網屋
ザクー
フィナテキストホールディングス
エクサウィザーズ
ハイブリッドテクノロジーズ
エフ・コード
CS-C
ニフティライフスタイル
セキュア
FY2021Q3ラキール
フューチャーリンクネットワーク
モビルス
ユミルリンク
ロボットペイメント
セーフィー
FY2021Q2ビジョナル
ペイロール
プラスアルファ・コンサルティング
サイバートラスト
ファブリカコミュニケーションズ
ネオマーケティング
FY2021Q1ワカル
ウイングアーク1st
ベビーカレンダー
スパイダープラス
エイピアー
出版履歴

タイトルとURLをコピーしました