- ザクーは会員制のファンコミュニティプラットフォームのファニコンを提供するファニコン事業と法人セールス事業からなる2事業を展開
- ファニコン事業はインフルエンサーから月額課金とポイント購入の手数料として費用を取得し、法人セールス事業はインフルエンサーへまたはオンライン広告媒体へのコンテンツ企画/キャスティング・広告運用・レポーティングなどの役務提供の対価として費用を取得する
- 2014年1月オンライン広告事業を行うルビー・マーケティング(株)設立。2016年2月ザクー(THECOO)(株)に社名を変更後、翌年の2017年12月にFanicon事業を開始し、2021年12月東証マザーズへ上場。
- 売上高は2020年12月期末で23.2億円。直近YoY成長率は+60.2%
- 2020年12月期末のストック売上高比率は最大47.4%(Fanicon事業売上高の割合)
ザクーは会員制のファンコミュニティプラットフォームのファニコンを提供するファニコン事業と法人セールス事業からなる2事業を展開
さて、初めにザクーの事業についてご紹介します。2021/12/22発表 同社の事業計画及び成長可能性に関する事項についてp6によれば、ザクーは、
・会員制のファンコミュニティプラットフォームのファニコンを提供するファニコン事業と法人セールス事業からなる2事業を展開
しており、法人セールス事業は
・インフルエンサーマーケティング施策を支援するインフルエンサーセールス事業
・運用型広告のコンサルを行うオンライン広告事業
の2つから構成されています。
ファニコン事業はインフルエンサーから月額課金とポイント購入の手数料として費用を取得し、法人セールス事業はインフルエンサーへまたはオンライン広告媒体へのコンテンツ企画/キャスティング・広告運用・レポーティングなどの役務提供の対価として費用を取得する
続いて、事業のモデルを見ていきます。2021/12/22発表 同社の事業計画及び成長可能性に関する事項についてp7によれば、ザクーのファニコン事業と法人セールス事業について、
・ファニコン事業:インフルエンサーから月額課金とポイント購入の手数料として費用を取得
・法人セールス事業:インフルエンサーへまたはオンライン広告媒体へのコンテンツ企画/キャスティング・広告運用・レポーティングなどの役務提供の対価として費用を取得
というモデルになっています。このことから、ファニコン事業がストック売上の要素を含んでいることがわかりますね。
2014年1月オンライン広告事業を行うルビー・マーケティング(株)設立。2016年2月ザクー(THECOO)(株)に社名を変更後、翌年の2017年12月にFanicon事業を開始し、2021年12月東証マザーズへ上場。
続いて2021/11/17発表 第7期有価証券報告書よりザクーの沿革についてご紹介します。ザクーの沿革によれば、ザクーは
・2014年1月オンライン広告事業を行うルビー・マーケティング(株)設立
・2016年2月ザクー(THECOO)(株)に社名を変更
・2017年12月Fanicon事業を開始
・2021年12月東証マザーズへ上場
とのことです。
売上高は2020年12月期末で23.2億円。直近YoY成長率は+60.2%
では続いてザクーの売上高から見てみましょう。
2016年12月期末から2020年12月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+24.8%〜+83.2%の水準で推移しています。
2020年12月期末のストック売上高比率は最大47.4%(Fanicon事業売上高の割合)
続いて、ザクーの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/11/17発表の第7期有価証券報告書によれば、ザクーはそのストック売上高比率やARRを公開していません。このため、ザクーのFanicon事業売上高が最大のストック売上高比率と仮定して「最大」という表現をとっています。
さて、次回はザクーの各種KPIになっているのか分析していきます。ザクーはインフルエンサーとファンをつなぐプラットフォームということで、そのSaaSプロダクトがどのような価格設定や契約人数になっているか分析が楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!