- 2021年3月期末時点の推定MRRは0.76億円。最新YoY伸び率は+25.6%
- イーグルアイは年間6,000万人規模のアクティブ会員の消費者購買情報を保有するTrue Dataと連動。全国のドラッグストア・スーパーマーケットにおける消費者のID-POSを手軽に分析できるツール
- ショッピングスキャンは小売業商品ごと、店舗ごとの購買行動を簡易に分析できる小売業向けのID-POSデータ分析ツール。小売業は、ポイントカードの利用に伴って日々蓄積される自社の購買データを分析し、ファンが付いている商品や買い合わせ傾向などを分析
- ドルフィンアイは従来は高度なマーケティングノウハウが必要だったID-POS分析を、業種・業界、企業規模を問わず誰でも活用できるように、シンプルな操作感と手ごろな料金を実現したクラウド型サービス
- イーグルアイ、ショッピングスキャンの利用料金は初期費用、月額費用ともに非公開。詳細は要問い合わせ
- ドルフィンアイの利用料金は初期費用は非公開。月額費用は4.8万円/月〜
- 2021年3月期末のイーグルアイの計算平均顧客単価は42.4万円/月。最新YoY伸び率は+1.71%
- 2021年3月期末の契約社数は124社。最新YoY伸び率は+6.9%
- ショッピングスキャンのアカウント継続率は直近3年間で100%。イーグルアイのアカウント継続率は2021年4月期末時点で95.0%
- 2021年3月期の最新従業員数は67人。最新YoY伸び率は+11.7%
- 最後に
2021年3月期末時点の推定MRRは0.76億円。最新YoY伸び率は+25.6%
はじめに、トゥルーデータのMRRについて述べます。なお、トゥルーデータはそのMRRを有価証券報告書の中では公開していません。一方で、第21期末において、ストック型の売上高は公開しているため、こちらを月額課金によるものとみなし、12(ヶ月)で割り算して算出しています。
イーグルアイは年間6,000万人規模のアクティブ会員の消費者購買情報を保有するTrue Dataと連動。全国のドラッグストア・スーパーマーケットにおける消費者のID-POSを手軽に分析できるツール
続いて、2022/1/4時点 同社ホームページより抜粋してきたトゥルーデータのSaaSプロダクト、イーグルアイの特徴を紹介します。同社ホームページによれば、イーグルアイは
・年間6,000万人規模のアクティブ会員の消費者購買情報を保有するTrue Dataと連動
・全国のドラッグストア・スーパーマーケットにおける消費者のID-POSを手軽に分析できるツール
です。
なお、ID-POSとは、同社の有価証券報告書によれば、
・ID付きのPOS(Point of Salesの略称。「何が売れたのか」を意味するPOSデータに、「誰が」という情報が追加されたもの)
とのことです。企業が製品を販売するためのマーケティングを考えて、実行した後の答え合わせとしての実際の購買データということで、マーケティング戦略の精度を上げて実行していく上では非常に重要な情報となりそうですね。
ショッピングスキャンは小売業商品ごと、店舗ごとの購買行動を簡易に分析できる小売業向けのID-POSデータ分析ツール。小売業は、ポイントカードの利用に伴って日々蓄積される自社の購買データを分析し、ファンが付いている商品や買い合わせ傾向などを分析
続いて、2022/1/4時点 同社ホームページより抜粋してきたトゥルーデータのSaaSプロダクト、ショッピングスキャンの特徴を紹介します。同社ホームページによれば、ショッピングスキャンは
・小売業商品ごと、店舗ごとの購買行動を簡易に分析できる小売業向けのID-POSデータ分析ツール
とのことで、
・小売業は、ポイントカードの利用に伴って日々蓄積される自社の購買データを分析し、ファンが付いている商品や買い合わせ傾向などを分析
することができるツールとのことです。小売業は自社の購買データの分析を通して、売場や販促などマーケティングの改善に活用することができるため、より効果的な売り場作りに活用することができますね。
ドルフィンアイは従来は高度なマーケティングノウハウが必要だったID-POS分析を、業種・業界、企業規模を問わず誰でも活用できるように、シンプルな操作感と手ごろな料金を実現したクラウド型サービス
続いて、2022/1/4時点 同社ホームページより抜粋してきたトゥルーデータのSaaSプロダクト、ドルフィンアイの特徴を紹介します。同社ホームページによれば、ドルフィンアイは
・従来は高度なマーケティングノウハウが必要だったID-POS分析を、業種・業界、企業規模を問わず誰でも活用できるように、シンプルな操作感と手ごろな料金を実現したクラウド型サービス
です。業種や業種に限らず、実際に売れているサービスが何かを知りたいニーズは強いはずですので、あらゆる業種でニーズが見込まれますね。
イーグルアイ、ショッピングスキャンの利用料金は初期費用、月額費用ともに非公開。詳細は要問い合わせ
続いて、2021年1月3日時点の同社ホームページより抜粋してきたイーグルアイ、ショッピングスキャンの料金体系を紹介します。同社ホームページによれば、イーグルアイ、ショッピングスキャンの利用料金は
・初期費用、月額費用ともに非公開
・詳細は要問い合わせ
となっています。
ドルフィンアイの利用料金は初期費用は非公開。月額費用は4.8万円/月〜
続いて、2021年1月3日時点の同社ホームページより抜粋してきたドルフィンアイの料金体系を紹介します。同社ホームページによれば、ドルフィンアイの利用料金は
・利用料金は初期費用は非公開
・月額費用は4.8万円/月〜
となっています。
2021年3月期末のイーグルアイの計算平均顧客単価は42.4万円/月。最新YoY伸び率は+1.71%
続いて、トゥルーデータのSaaSプロダクト、イーグルアイの平均顧客単価について計算により求めた情報をご紹介します。2021年12/11時点の第21期有価証券報告書によれば、トゥルーデータはイーグルアイの売上と導入社数を公開しています(後述)。従って、この数字により、計算でトゥルーデータの平均顧客単価を算出できます。こちらの計算によれば、
・2021年3月期末のイーグルアイの計算平均顧客単価は42.4万円/月
・最新YoY伸び率は+1.71%
ということがわかります。
2021年3月期末の契約社数は124社。最新YoY伸び率は+6.9%
続いて、イーグルアイの契約社数についても見てみましょう。トゥルーデータはその期末時点のイーグルアイの契約社数を公開しており、2021/11/11発表 第21期有価証券報告書によれば、
・2021年3月期末の契約社数は124社
・最新YoY伸び率は+6.9%
です。
ショッピングスキャンのアカウント継続率は直近3年間で100%。イーグルアイのアカウント継続率は2021年4月期末時点で95.0%
続いて、2021/11/11発表 第21期有価証券報告書より抜粋してきたショピングスキャンとイーグルアイの継続率を紹介します。同資料によれば、
・ショッピングスキャンのアカウント継続率は直近3年間で100%
・イーグルアイのアカウント継続率は2021年4月期末時点で95.0%
となっています。ショッピングスキャンについてはその具体的な社数が公開されていませんが、今後継続率が推移することでこちらの情報も公開されていきそうで楽しみですね。
2021年3月期の最新従業員数は67人。最新YoY伸び率は+11.7%
最後に、トゥルーデータの従業員数について述べます。2021年3月期の最新従業員数は67人で最新YoY伸び率は+11.7%とのことです。従業員数の成長率は直近の5年間で+5.8%〜+11.7%の範囲で変動しています。従業員数は増加トレンドにあり、上場をきっかけにさらに伸びていきそうですね。
最後に
今回取り上げたトゥルーデータは、ID-POSデータを活用することで、より小売業、消費財メーカーが自社にとって効率的に商品開発をすることができるデータ分析プラットフォームをSaaSで提供していました。今後もさらにSaaSKPIの開示が進んでいくのが楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!