セキュアクラウドシステム事業とエモーショナルシステム事業の2事業を展開
初めにピー・ビーシステムズの事業についてご紹介します。2022/10/6発表 事業計画及び成長可能性に関する事項によれば、ピー・ビーシステムズは、
- 中堅企業・公共団体のDX、SaaS事業者のサービス提供基盤をクラウド基盤構築でサポートするセキュアクラウドシステム事業と
- 体験共有型VRシアター「4DOH」シリーズを製造販売、レンタル提供するエモーショナルシステム事業
の2事業を展開しているとのことです。
1997年2月(株)ピー・ビーシステムズ設立。翌年の1998年10月Citrix社メタフレームの取扱を開始。2022年10月東証グロースへ上場
続いて2022/9/20発表 第25期有価証券報告書よりピー・ビーシステムズの沿革についてご紹介します。ピー・ビーシステムズの沿革によれば、ピー・ビーシステムズは
- 1997年2月(株)ピー・ビーシステムズ設立
- 1998年10月Citrix社メタフレームの取扱を開始
- 2004年4月シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社とシトリックス・ソリューション・アドバイザー/プラチナ契約を締結
- 2010年12月エモーショナルシステム事業を開始
- 2022年10月東証グロースへ上場
とのことです。
ピー・ビーシステムズの売上高は2021年9月期末で21.7億円。直近YoY成長率は-5.1%
では続いてピー・ビーシステムズの売上高から見てみましょう。
2017年9月期末から2021年9月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は-8.7%〜+28.3%の水準で推移しています。
2021年9月期末の公開ストック売上高比率は14.2%
続いて、ピー・ビーシステムズの売上高の構成比率について見てみましょう。2022/10/6発表 事業計画及び成長可能性に関する事項によればピー・ビーシステムズはそのストック売上高を公開しています。こちらによるとピー・ビーシステムズのストック売上高比率は14.2%です。
さて、次回はピー・ビーシステムズの各種KPIを分析していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。