- 2021年12月期末時点の推定MRRは0.9億円。直近YoY成長率は+49.0%
- 訪問看護用の電子カルテiBow(アイボウ)を中心に訪問看護用の電子カルテiBowレセプト、iBow事務管理代行サービス、訪問看護専用勤怠管理サービスiBowKINTAIの4サービスを提供
- iBowは月額:1.8万円/月に従量:訪問件数x100円がかかる料金体系
- iBowKINTAIは初期:0円、月額:1,000円〜で人数により課金する料金体系
- 2022年12月期末時点のiBow平均顧客単価は公開で6.2万円/月、直近YoY成長率は+17.0%
- 2022年12月期末時点の契約ステーション数は公開で1,885。直近YoY成長率は+23.9%
- 2021年12月期末の最新従業員数は59人。最新YoY伸び率は+13.5%
- 最後に
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
2021年12月期末時点の推定MRRは0.9億円。直近YoY成長率は+49.0%
はじめに、イーウェルのMRRについて述べます。なお、イーウェルはその2021年12月期末時点のMRRを有価証券報告書の中で公開していません。そこで、
- 公開されているクラウドサービス売上高を12ヶ月で割り算
して算出しています。
訪問看護用の電子カルテiBow(アイボウ)を中心に訪問看護用の電子カルテiBowレセプト、iBow事務管理代行サービス、訪問看護専用勤怠管理サービスiBowKINTAIの4サービスを提供
続いて、2023/1/10時点の同社ホームページより抜粋してきた同社のサービス特徴を紹介いたします。同ホームページによればイーウェルは
訪問看護用の電子カルテiBow(アイボウ)を中心に、
- 訪問看護用の電子カルテiBowレセプト
- iBow事務管理代行サービス
- 訪問看護専用勤怠管理サービスiBowKINTAI
の4サービスを提供しています。
iBowは月額:1.8万円/月に従量:訪問件数x100円がかかる料金体系
続いて、2023年1/10時点の同社ホームページより抜粋してきたiBowの料金体系を紹介いたします。同資料によればiBowは
- 月額:1.8万円/月
に加えて
- 従量:訪問件数(当月中に「訪問看護記録書Ⅱ」を提出した件数)x100円
がかかる料金体系となっています。
iBowKINTAIは初期:0円、月額:1,000円〜で人数により課金する料金体系
続いて、2023年1/10時点の同社ホームページより抜粋してきたiBow KINTAIの料金体系を紹介いたします。同資料によればiBow KINTAIは
- 初期:0円
- 月額:1,000円〜
で人数により課金する料金体系となっています。
2022年12月期末時点のiBow平均顧客単価は公開で6.2万円/月、直近YoY成長率は+17.0%
続いて、イーウェルの平均ID単価について紹介します。2022/9/16発表 事業計画及び成長可能性に関する事項にて公開されている数字によれば、
- 2022年12月期末時点のiBow平均顧客単価は公開で6.2万円/月
- 直近YoY成長率は+17.0%
となっています。
2022年12月期末時点の契約ステーション数は公開で1,885。直近YoY成長率は+23.9%
続いて、イーウェルの顧客数についても見てみましょう。2022/9/16発表 事業計画及び成長可能性に関する事項にて公開されている数字によれば、
- 2022年12月期末時点の契約ステーション数は公開で1,885
- 直近YoY成長率は+23.9%
となっています。
2021年12月期末の最新従業員数は59人。最新YoY伸び率は+13.5%
最後に、イーウェルの従業員数について述べます。2022/8/12発表 第10期有価証券報告書によれば、
- 2021年12月期末の最新従業員数は59人
- 最新YoY伸び率は+13.5%
とのことです。従業員数の成長率は直近の5年間で+4.0%〜+60.0%の範囲で変動しています。
最後に
今回紹介したイーウェルは訪問看護ステーション向けのクラウドサービス事業を提供していました。今後もさらに拡大して行って、事業数値がどう推移していくかがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。