- CS-Cはデジタルマーケティングを運用するハンズオンコンサルティングのC+、SaaS型統合マーケティングツールのC-moを提供
- 2011年10月(株)CS-C設立。3年後の2014年4月ローカルビジネスのデジタルマーケティングを運用するハンズオン型コンサルティングサービス「C+」グルメ版をリリース。その4年後の2018年10月SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」グルメ版とハンズオン型コンサルティングサービス「C+」ビューティー版をリリース。2年後の2020年6月テイクアウトやデリバリーを強化する飲食店向けに特化したサービス「C+ToGo」をリリースし、翌年2021年2月SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」ビューティー版をリリース。同年12月東証マザーズへ上場。
- 売上高は2020年9月期末で19.5億円。直近YoY成長率は-13.1%
- 2020年9月期末の計算ストック売上高比率は18.2%(公開されているARRの売上高に占める比率)
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
CS-Cはデジタルマーケティングを運用するハンズオンコンサルティングのC+、SaaS型統合マーケティングツールのC-moを提供
さて、初めにCS-Cの事業についてご紹介します。2021/12/24時点 同社の事業計画及び成長可能性に関する事項についてp7によれば、CS-Cは、
・ローカルビジネス(個人商店や小規模事業者を中心とする地域に根付いた店舗型ビジネス)
を対象に
・デジタルマーケティングを運用するハンズオンコンサルティングのC+
・SaaS型統合マーケティングツールのC-mo
を提供しています。
2011年10月(株)CS-C設立。3年後の2014年4月ローカルビジネスのデジタルマーケティングを運用するハンズオン型コンサルティングサービス「C+」グルメ版をリリース。その4年後の2018年10月SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」グルメ版とハンズオン型コンサルティングサービス「C+」ビューティー版をリリース。2年後の2020年6月テイクアウトやデリバリーを強化する飲食店向けに特化したサービス「C+ToGo」をリリースし、翌年2021年2月SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」ビューティー版をリリース。同年12月東証マザーズへ上場。
続いて2021/11/19発表 第9期有価証券報告書よりCS-Cの沿革についてご紹介します。CS-Cの沿革によれば、CS-Cは
・2011年10月(株)CS-C設立
・2014年4月ローカルビジネスのデジタルマーケティングを運用するハンズオン型コンサルティングサービス「C+」グルメ版をリリース
・2018年10月SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」グルメ版をリリース
・2018年10月ハンズオン型コンサルティングサービス「C+」ビューティー版をリリース
・2020年6月テイクアウトやデリバリーを強化する飲食店向けに特化したサービス「C+ToGo」をリリース
・2021年2月SaaS型統合マーケティングツール「C-mo」ビューティー版をリリース
・2021年12月東証マザーズへ上場
とのことです。初めはハンズオンコンサルティングサービスのC+を提供し、その後SaaSが生まれているということで、コンサルティングで得た知見をSaaSツールに反映するプロダクト開発スタイルのある会社であることが見て取れます。
売上高は2020年9月期末で19.5億円。直近YoY成長率は-13.1%
では続いてCS-Cの売上高から見てみましょう。
2016年9月期末から2020年9d月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は-13.1%〜+96.9%の水準で推移しています。
2020年9月期末の計算ストック売上高比率は18.2%(公開されているARRの売上高に占める比率)
続いて、CS-Cの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/11/19発表 第9期有価証券報告書によれば、CS-CはC-moのARRをを公開しています。こちらをストック売上とみなすと、2020年9月期末のクラウド売上比率は18.2%です。
さて、次回はCS-Cの各種KPIになっているのか分析していきます。CS-Cはコンサルティングで得られた知見をSaaSサービスに適用するプロダクト開発を行なっております。SaaSプロダクトがどのような価格設定や契約社数になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。