- オフィス・商業施設・工場を対象にカードリーダーや指紋・顔認証などを使った入退室管理システムのSECURE AC、セキュリティて対策としての監視カメラシステムのSECURE VS、施設内の混雑状況を分析・予測する画像解析ソリューションのSECURE Analyticsを提供
- 2002年10月(有)セキュア設立。2年後の2004年2月(株)セキュアへ組織変更。その2年後の2006年8月ドアロック「セフィリオ(ホーム向けセキュリティロック)」で経済産業大臣賞を受賞。2010年10月からはBtoCからBtoBへの転換をスタートし、オフィス向けの入退室管理システムや監視カメラの本格販売を開始。2021年12月東証マザーズ上場。
- 売上高は2020年12月期末で27.9億円。直近YoY成長率は+62.5%
- 2020年12月期末のストック売上高比率は2.8%(公開されているクラウド売上高比率の割合)
- 最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
オフィス・商業施設・工場を対象にカードリーダーや指紋・顔認証などを使った入退室管理システムのSECURE AC、セキュリティて対策としての監視カメラシステムのSECURE VS、施設内の混雑状況を分析・予測する画像解析ソリューションのSECURE Analyticsを提供
さて、初めにセキュアの事業についてご紹介します。2021/12/27時点 同社の事業計画及び成長可能性に関する事項についてp8、9、10によれば、セキュアは、
・オフィス・商業施設・工場
を対象に
・カードリーダーや指紋・顔認証などを使った入退室管理システムのSECURE AC
・セキュリティて対策としての監視カメラシステムのSECURE VS
・施設内の混雑状況を分析・予測する画像解析ソリューションのSECURE Analytics
を提供しています。これまで紹介してきた中では、フォトシンスと近い事業内容であることが読み取れますね。
2002年10月(有)セキュア設立。2年後の2004年2月(株)セキュアへ組織変更。その2年後の2006年8月ドアロック「セフィリオ(ホーム向けセキュリティロック)」で経済産業大臣賞を受賞。2010年10月からはBtoCからBtoBへの転換をスタートし、オフィス向けの入退室管理システムや監視カメラの本格販売を開始。2021年12月東証マザーズ上場。
続いて2021/11/22発表 第19期有価証券報告書よりセキュアの沿革についてご紹介します。セキュアの沿革によれば、セキュアは
・2002年10月(有)セキュア設立
・2004年2月(株)セキュアへ組織変更
・2006年8月ドアロック「セフィリオ」で経済産業大臣賞を受賞
・2010年10月BtoCからBtoBへの転換をスタートしオフィス向けの入退室管理システムや監視カメラの本格販売を開始
・2016年5月クラウド型監視カメラサービス「Secure VSaaS」をリリース
・2018年10月AIによる混雑見える化サービス「混雑カウント」をリリース
・2020年9月クラウド型入退室管理サービス「SECURE AI Office Base」をリリース
・2020年11月監視カメラ映像のAI解析によるクラウド型混雑度見える化サービス「SECURE群衆カウントソリューション」をリリース
・2021年12月東証マザーズへ上場
とのことです。
売上高は2020年12月期末で27.9億円。直近YoY成長率は+62.5%
では続いてセキュアの売上高から見てみましょう。
2016年12月期末から2020年12月期末の5年分の売上高を見ると、YoYの売上高成長率は+6.47%〜+62.5%の水準で推移しています。
2020年12月期末のストック売上高比率は2.8%(公開されているクラウド売上高比率の割合)
続いて、セキュアの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/11/22発表 第19期有価証券報告書、2021/12/27発表 事業計画及び成長可能性に関する事項についてp8、9、10によれば、セキュアはサービスにおけるクラウド:オンプレの売上高比率を公開しています。こちらのクラウド売上をSaaSによる売上とみなすと、2020年12月期末のクラウド売上比率は2.8%であり、初期費用を含む場合があるので「最大」で2.8%がストック売上比率としています。
さて、次回はセキュアの各種KPIになっているのか分析していきます。セキュアはクラウドとオンプレというサービスの提供方法を持っており、現時点では圧倒的にオンプレの比率が高い会社です。そこで、まだ比率は少ないもののそのSaaSプロダクトがどのような価格設定や契約社数になっているか調べるのがとても楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝
SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。
ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、
- ホリゾンタル・バーティカルSaaS
- エンタープライズとSMBSaaS
などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。