AIの力で自動でwebサイトを分析し、改善提案を可能に!WACUL(ワカル)のKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

saaslife_ AIの力で自動でwebサイトを分析し、改善提案を可能に!WACUL(ワカル)のKGI/KPI推移を調べてみた(1/2) 国内SaaS
saaslife_ AIの力で自動でwebサイトを分析し、改善提案を可能に!WACUL(ワカル)のKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

ワカルは行動ビッグデータ、独自のPDCAデータを活用したAI analystシリーズ、インキュベーション事業を展開している

はじめに2021/1/15発表 新規上場申請のための有価証券報告書より同社の各事業とデータの関係について紹介します。図によれば、ワカルはその行動ビッグデータ、ワカル独自のPDCAデータを活用したAI analystシリーズ、インキュベーション事業を展開しています。特徴としては、DXコンサルティングを行うことで知見をため、主力商品のAI analystシリーズのプロダクト開発に活かす、という特徴を持っているということができそうですね。こちらは後ほど紹介するワカルの沿革からも、元々はウェブコンサルティングをしていたところから、社内ツールを外部向けに開放して、現在のAIアナリストができたという背景にも通ずるところがありそうです。

AI analystシリーズはGoogle analyticsデータを元に改善箇所を分析する「AIアナリスト」、記事コンテンツを提供する「AIアナリストSEO」、広告運用サービスの「AIアナリストAD」、LPのベストプラクティスを提供する「AIアナリストLP」、サイトリニューアル支援の「AIアナリストリニューアル」の全5種類

saaslife_参考:ワカルの事業紹介(2/2)AI analystシリーズ

次に、ワカルの主要事業、AI analystシリーズの内容についてご紹介します。AI analystシリーズは全体で5種類あり、

・Google analyticsデータを元に改善箇所を分析する「AIアナリスト」

・記事コンテンツを提供する「AIアナリストSEO」

・広告運用サービスの「AIアナリストAD」

・LPのベストプラクティスを提供する「AIアナリストLP」

・サイトリニューアル支援の「AIアナリストリニューアル」

からなります。全てに共通するのが、サイトの改善に関連した機能であり、複数組み合わせて使うこともできそうですね。AIアナリストLPとAIアナリストリニューアルを除くとそれぞれにサービスサイトがありました。AIアナリストLPとAIアナリストリニューアルは、若干人の手がかかるカスタマイズ要素が強い性質があるのかもしれないですね。

2010年9月株式会社ワカル創業後、2014年8月社内利用向けの自動分析ツールをSaaSとして改良。2015年11月AIアナリスト をサブスクリプションモデルとして正式にリリース。2021年2月東証マザーズに上場予定

saaslife_参考:ワカルの沿革

続いて2021/1/15発表 新規上場申請のための有価証券報告書よりワカルの沿革についてご紹介します。ワカルの沿革によれば、元々ワカルの主要プロダクトであるAIアナリストは社内利用向けの自動分析ツールで、「Sure!」という名前だったそうです。元々デジタルマーケtぇイングのコンサルティング事業として始まっている会社という特徴から、そのコンサルティングの過程で使っていたツールをサブスクリプションサービスとして提供する方向になったということが特徴的で面白いですね。なお、2021年2月に東証マザーズに上場予定です。

2020年2月期末で4.9億円、直近YoY成長率は131%

saaslife_ワカルの開示KGI(売上高)推移

では続いてワカルの売上高から見てみましょう。直近5年の売上高推移を見ると、売上高の成長率はYoYで131〜236%の範囲にあります。直近1年の成長率は2017年から2018年にかけての急増以降下がってきていますが、YoY成長率は131%の水準にあります。

ワカルのストック売上の比率は2020年9月に約9割

saaslife_推定KPI:ワカルの月額利用料(ストック売上)比率推移

続いて、ワカルの売上高の構成比率について見てみましょう。2021/1/15発表 新規上場申請のための有価証券報告書によれば、ワカルは単一セグメントであり、セグメント毎の売上高を公開していませんでした。一方で、その「事業などのリスク」の項目に、2020年2月期にプロダクト事業の占める割合が9割との記載がありました。プロダクト事業が全てストック型である記載は特にありませんが、ミスリードを狙ったものでないとすればストック売上の比率は約9割であるとみなして差し支えないでしょう。なお、2019年2月期以前の情報はありませんでしたが、事業の構造はいきなり変わるものではありませんので、ストック売上の比率は比較的高い、と想像できます。

さて、次回はワカルのSaaSプロダクトであるAIアナリストがどのようなKPIになっているのか、分析していきます。非常に楽しみです!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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