特徴的なロゴを持ちながらクラウドソリューション事業比率は55%超え!オロのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

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saaslife_特徴的なロゴを持ちながらクラウドソリューション事業比率55%超え!オロのKGI/KPI推移を調べてみた(1/2)

TL:DR;

  • オロはクラウドソリューションとデジタルトランスフォーメーション事業からなる
  • 前者はクラウドERP「ZAC」「Reforma PSA」の開発・提供、後者はデジタル戦略の立案・デジタル化支援・クリエィティブ提供 を実施
  • クラウドソリューション事業の比率は全体の55%程度で、推定値では約4割がSaaSによる売上となる(推定で全売上の約20%がSaaS事業)

さて、本日は日本のSaaS企業の中ではロゴが特徴的な会社、「株式会社オロ」のKGP/KPI推移についてご紹介します。このロゴ、かわいくないですか?割と文字ベースのロゴが多い日本のSaas界隈ですが、個人的には一番ノートパソコンに貼りたいロゴだと感じています。では、続いてビジネスの概要に入りましょう。

そもそも、オロはどのようなサービスを提供している会社なのか?

最新(2020/6/21)時点の会社概要によれば、オロは

“Technology × Creative”をスローガンにテクノロジー・オリエンテッド・カンパニーとして、最先端の技術分野に挑戦し続け、企業のトップマネジメントが抱える課題に対して、企業価値を最大に高めるソリューションを提供

https://www.oro.com/ja/

しているとのことです。

事業としては、クラウドソリューション/デジタルトランスフォーメーション事業の2事業から構成されています。

有価証券報告書によれば、これらの事業部はそれぞれ

  • クラウドソリューション事業:クラウドERP「ZAC」「Reforma PSA」の開発・提供
  • デジタルトランスフォーメーション事業:デジタル戦略立案、デジタル化支援、クリエイティブ提供

とのことです。

前者のクラウドソリューション事業が業務支援・プロジェクト管理SaaS、後者のデジタルトランスフォーメーションが広告関連事業という感じでしょうか。

海外のサービスと対応させて考えるとプロジェクト管理SaaSについてはConfluenceやJIRAを提供しているAtlassianと似たサービスになりそうですね。ただ、これらはマニアックなtoB向けサービスなので、なかなかイメージがしづらいところではあります。ERPであるZACと関連すると、一部サービスについては給与計算関連のソフトも類似サービスの提供企業として入ってきそうですね。では有価証券報告書から各数値を読み取っていきましょう。

オロの開示KGI(連結売上高)推移

まずは売上から。2019年12月期末で売上高は50億円を超えています。直近のYoY売上成長率は110%以上となっており、堅調に伸びています。これもSaaSの特徴ですよね。

saaslife_オロの開示KGI(連結売上高)推移

参考:オロ売上高の事業別構成比率の推移

Saaslife_参考:オロ売上高の事業別構成比率の推移

続いて、売上高の事業別構成比率を見てみましょう。冒頭でも触れた通り、オロの事業セグメントは

  • クラウドソリューション事業
  • デジタルトランスフォーメーション事業

の2つから構成されています。

Saaslife_参考:オロクラウドソリューション事業の構成

このうち、いわゆるSaaSと呼ばれる要素が入っているのはクラウドソリューション事業のところで、内訳は

  • 新規顧客
  • 既存顧客スポット
  • 既存顧客ストック

の3つからなります。

それぞれ、以下のようになっています。

  • 新規顧客:初期契約時のライセンス、導入支援業務に伴う追加開発
  • 既存顧客スポット:機能能囲、人数変更
  • 既存顧客ストック:システム保守売上、クラウド環境売上(いわゆるSaaS部分)

最新の四半期報告書をみる限り、ざっくりと4割程度がストック(いわゆるSaaS部分)の売上なんですね。

これらを掛け合わせると、

  • SaaS関連サービスの売上比率 = クラウドソリューションの売上比率 x 内既存顧客のストック売上比率

となるので、ざっくり20%がクラウドの売上ということになります。直近数年では、クラウドソリューション比率じわじわと伸びていっているので、まだまだSaaS関連のサービスの比率は伸びていきそうだなと感じました。

では次回は気になるKPI推移について紹介します!

最後にSaaSを理解するための本のご紹介と宣伝

SaaSの本質であるリード生成、商談獲得、商談受注までのプロセスを表す一連の流れを指し、Salesforce、Marketoで勤務した経験を持つ福田氏による名著です。基本的なSaaSオペレーションの諸概念について、簡単な言葉で表現してくれており、SaaSの全体観を掴むのに適しています(なお、SaaS全体のおすすめ本はこちらにまとめています)。

ちなみに2021年以降にIPOしたSaaS関連各社の四半期単位の各社については、本サイトをまとめた書籍を執筆しています。(画像クリックでamazonの新しいタブが開きます。)当該期間にIPOした新規上場SaaSの分類として、

  • ホリゾンタル・バーティカルSaaS
  • エンタープライズとSMBSaaS

などの分類とまた、その他関連SaaS書籍をまとめておきましたので、興味のある方は以下よりご覧ください。なお、リンクのクリックで個社の過去記事をご覧いただくこともできます。

時期表紙取扱SaaSとそのリンク(上場日付順)
FY2022Q1 エッジテクノロジー
カジー
マーキュリーリアルテックイノベーター
ビーウィズ
FY2021Q4シンク
フォトシンス
GRCS
サイエンスアーツ
ラストワンマイル
スローガン
ボードルア
フレクト
ネットプロテクションズ
トゥルーデータ
ブロードエンタープライズ
JDSC
ヒュウガプライマリケア
グローバルセキュリティエキスパート
ラバブルマーケティンググループ
サインド
網屋
ザクー
フィナテキストホールディングス
エクサウィザーズ
ハイブリッドテクノロジーズ
エフ・コード
CS-C
ニフティライフスタイル
セキュア
FY2021Q3ラキール
フューチャーリンクネットワーク
モビルス
ユミルリンク
ロボットペイメント
セーフィー
FY2021Q2ビジョナル
ペイロール
プラスアルファ・コンサルティング
サイバートラスト
ファブリカコミュニケーションズ
ネオマーケティング
FY2021Q1ワカル
ウイングアーク1st
ベビーカレンダー
スパイダープラス
エイピアー
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