TL:DR;
- SaaSは全員野球
- 強みが多分横スライドする
- 役割の変わり続けるスタートアップの中で、自分の強みにフォーカスして進化を楽しみながら事業を伸ばしていこう
以下本題。
SaaSビジネスは常に動き続けており、終わりがない
ちょうど今から約2年前に以下のfreee佐々木さんブログに、「SaaSは全員野球」だと書かれていた。
SaaSのビジネスを考えるとこの内容には共感しかない。
- マーケチームがリードジェンする。
- インサイドが商談設定する。
- フィールドセールスがクロージングする。
- クロージング後はカスタマーサクセスとカスタマーサポートが顧客に伴走する。
わかりやすくビジネスサイドについてだけ書いたが、当然これらのビジネス活動をプロダクトが支えており、細かく言えばフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、、、などなど、組織一丸となってビジネスに取り組むのがSaaSだ。
組織が大きくなることで役割が変わり、効率化を図るために分業を進めるとボールが落ち始める
人数が少ない頃はいい。顔が見える。顔色が悪いとかもすぐわかる。みんなが何に取り組んでいるかがわかる。何か気になることがあれば、すぐに声をかければ良い。
これが100人を超えるあたりから怪しくなる。別拠点ができてこの傾向が見え隠れし、フロア分割で決定打となる。
どうすればいいか?
社会人でありプロである以上「相手の期待を超え続ける」のは前提である。しかし、その中でも所詮は人と人だ。自分と相手のタイプを知っておくことで自分を理解し、相手を理解することにつながるのではないか。
と言うことで、昔受けたストレングス・ファインダーテストをもう一度受けてみた。
変わった資質と変わらない資質
前回(2015)と変わっていない資質
- 学習欲
- 最上志向
TOP5に新規で追加された資質
- 活発性
- 達成欲
- 目標志向
TOP5から消えた資質
- 内省
- 着想
- 指令性
全体で30近くある資質のTOP5資質だけが分かり、残りはさらに課金が必要というクs仕様であることには目をつむりつつ、意識的に思い当たるところとしては、
- 学習欲:常に学び続けないと死ぬ
- 最上志向:スタートアップなら上目指すでしょ
は、これがないとSaaSで成果だせないでしょ的な話あたりが気になるところではある。
新規追加になった3資質については、日々Salesforceを見て売り上げについて考えているからこうなってるのかな、と言うレベル。活発性は、これがないと自分で適切な意思決定をするための情報をとりに行けないから、磨かれたような感覚はある。
削除された内省/着想/指令性については、
- 内省:忙しすぎてあんまり考える暇がない?
- 着想:アートよりもサイエンスな実利追求に触れすぎてる?
- 指令性:主導権が常に変わり続けるので、主導権を握る必要性をそこまで感じてない?
と言う強引なまとめをして締め括ろうと思う。ぜひ、これを読んでいる方も受けてみて、比べてみて欲しい(なお、中古で買うとアクティベーション用のコードが使えないので必ず新品を買う必要があることにご注意!)。